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【開催中レポート①】「page2022」 産業用プリンタ・大判プリンタなど多彩に


【2022年2月3日】「page2022」が今日2月2日、サンシャインシティコンベンションセンターで開幕した。
主催は日本印刷技術協会(JAGAT)。開催は2月4日(金)まで。

「page」は、毎年開催では日本最大級の印刷メディアビジネス総合イベント。
展示会を中心に、プリンティング関連のサプライヤーらが出展。セミナーでは、プリント以外にも、マーケティングやDXなど、幅広い領域をテーマに、さまざまな分野の講師が講演・ディスカッションを行う。

今回のテーマは「リセット・ザ・フューチャー」で、オンラインとリアルのハイブリッド展示を実施し、出展企業数は115社(出展小間数450小)が出展する。

年初からの新型コロナウイルス感染拡大により、昨年に続き開催が危ぶまれたが、今年はリアル展での開催に踏み切った。キヤノンなど一部が出展中止し、また実機展示を控える企業もあり、会場内は少し閑散とするなど影響は出ている。しかし、例年ほどの混雑がなく、出展者からも「真剣に導入を検討する来場者が多い」との声もあった。
また、Tシャツプリントやサイン・ディスプレイ作成の資機材の紹介など、紙の印刷以外のプリント技術の出展も目立っている。

プリント&プロモーションでは、デジタルプリントを中心に注目のブースを速報でレポートする。

【開催中レポート②】「page2022」 出張校正やAR、省力化など withコロナの提案も多数

 

展示会レポート①

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは、「RevorioPress Pc1120」を展示し、粘着紙へのプリントサンプルを配布している。同機は大型でクールダウン機構が優れていることから、トナータイプでは剥がれなどの心配があった粘着紙への印刷でも、速度を落とさず対応するという。
印刷品質も向上しており、6色トナーの中にピンクを搭載し、Photoshopなど使わずに肌色などの補正を最適化する。また、システムでは何が写っているか判断し、自動補正する機能もあり「よりオフセットに近い品質」と担当者。

また「最適化」をテーマに、オフセット印刷やデジタル印刷の工程を、同社の統合型ワークフローシステム「ProductionCockpit」を使って行う提案もしている。
システムの提案では、ジョブプランニング&面付けソフトウエア「PHOENIX(フェニックス)」を実演。受注のジョブを最適な資機材に振り分け、面付までを行う。

エプソン販売は各種のデジタルプリンタを出品している。
参考出品の「SC-P8550D」は、水性顔料インクタイプ。本体デザインが特長的で、上面を平らにし、そこに出力紙を置きながらのプリントも可能。同機はレイアウト意匠権を取得している。

同じく水性顔料タイプの「SC- PC7550D」は、レッドインクを搭載。ポスターなど鮮明な発色を意識したプリントができる。また写真プリント向きの「Pモデル」もある。
いずれも小売店やアミューズメントなどのバックヤードでのプリントに適した製品で、デザイン系の会社もターゲットとしている。
このほか産業用プリンタ「LX-10050MF」なども展示し、同社の独自の課金システム「スマートチャージ」をPRしている。

武藤工業は「ValueJet」シリーズを中心に展示している。
「ValueJet」は、同社の「マルチパーパスインク」を搭載。メディア(用紙)を選ばずに出力できることが特長で、印刷業界ではプルーフ用として採用されている。
「ValueJet 1628MH」が1625㎜幅で、さらに小型のものが必要という印刷現場の声から630mm幅の「ValueJet628MP」が発売された。

このほかグッズプリントで使用される卓上型のUV硬化型プリンタ「XpertJet461UF」も展示している。

ローランドディー.ジー.は「VersaUV LEC2-330」をデモンストレーション。
透明基材へのプリントを展開し、軟包装分野でのプルーフ出力を再現している。また、出力サンプルでは、クリアトナーを載せたお茶漬けのポスターでコマーシャルプリントに必要なシズル感を表現している。

 

花王は、環境配慮型次世代トナー「ルナトーン」を参考出品した。
独自開発のこのトナーは、非常に低温で融解するため、フィルムなど、熱に弱いメディアへのプリントに対応できる。
ブース内ではOKIのプリンタに同トナーを搭載した出力実演や、ユポへのプリントなどを紹介している。

担当者は「販売は数年後になりそうだが、環境配慮の社会で、必要なものを必要なだけというラベルやパッケージは今後求められるだろう」と話す。

ダイヤミックは、ブラザーのガーメントプリンタ「GTXpro」を使用し、DTF&マジックパウダーの提案を行っている。
DTFとはDirect To Filmの略で、フィルムに転写し、粘着剤を塗布・溶解させた後に、Tシャツなどへプリントする技術。昇華転写のような、フィルムの切り抜きがいらないことから、ここ数年で大きな広がりを見せている。
「GTXpro」は綿などの素材へ直接プリントするタイプだが、今回はポリエステルなどにもプリント可能なDTF機としての運用を行っている。

近日発売のサーマルレコーディングフィルム「TRF-IR830」も展示。洗い出しの必要がない手軽な版として、プリプレスの利便性を高める。

エスコグラフィックスビデオジェット・エックスライトは、共同出展。
エスコグラフィックスは、オンライン総合ソリューション 「WebCenter」や、製版ワークフロー自動化ソフト 「Automation Engine」、カラープルーフ出力ソフト 「PackProof」などを出品。ビデオジェット・エックスライトは分光濃度・測色計「X-Rite eXact (NGHXR)」などを出品し、導入事例とともに紹介している。
担当者は「コロナ禍で、リモートで校正したいという要望が増えている。システムの導入でこれを実現するとともに、分光濃度・測色計により数値化された共通言語を持つことが可能」とシステムをアピールする。

【開催中レポート②】「page2022」 出張校正やAR、省力化など withコロナの提案も多数に続く

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