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あなたも記者になれる?「日本新聞博物館」 GWのお出かけにまだ間に合う! 横浜の隠れ名所


【2017年5月5日】ゴールデンウィークも残すところあとわずか、帰省や行楽を楽しんでいる人、中には渋滞にはまりつつある人もいるのではないだろうか。
そして、これからでも、どこかで楽しみたいという人向けにこのレポートをお届けしたい。

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3月のある日、A氏から「シン・メディア研究会」という集まりで、
「リニューアルした日本新聞博物館を見学&ランチ会やるけど、参加しますか。YES/NO」
という案内がFacebookで来たので、一も二もなく参加をお願いし、今回のレポートとあいなった。

 

ターゲットは小5!? 文化財級の展示も多数

「ニュースパーク 日本新聞博物館」は、日刊新聞の発祥の地である横浜で日本新聞協会が運営している博物館。

昨年7月にリニューアルされ、以前の歴史紹介が中心の展示から、コンセプトも新たに、新聞の役割や学校での新聞教育などについて、体験を通じて学べるスペースとなった。

この博物館が入っているビルは、みなとみらい線・日本大通り駅の真上。
玄関ホールの吹き抜けに、いきなり巨大な新聞輪転機が設置されている。
それも印刷部位には映像装置が仕込まれており、何やら輪転機が稼働しているように見える。

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この日、集まったのは17人。
普段は築地近辺でランチをしながら、1カ月に1回ゆる~く情報交換をしあう「築地ランチ会」を行っているメンバーで、今回は新聞博物館を見学する大人の修学旅行を敢行するために、「シン・メディア研究会」という別名で参集された、と冒頭のA氏の説明。

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さて、同博物館の玄関で出迎えてくれたのは尾高泉事業部長。
まずは訪れた「シン・メディア研究会」全員で記念撮影を促された。
なんと、この写真、われわれが一巡りするころには、新聞の1面に印刷されて配布されるという。

さて展示内容だが、尾高さんの説明によると「新聞は情報が溢れる中で、どう努力しているのかを説明できるようなコンセプトで、小学校5年生にメインターゲットとして設定しリニューアルした」とのこと。

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博物館の導入部分「コレクションギャラリー」は、新聞の歴史や、仕事の紹介の部分を残している。
まずは輪転機の紹介。明治時代に使われていたイタリア・マリノニ社のマリノニ型輪転機というすごい年代物印刷機の展示が圧巻。
これは化学工業日報で使っていたものだそうで、寄贈されてからもしばらくは同社の社員が油をさしに訪れていたのだという。

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さらにはかわら版から始まった、日本の新聞史をさかのぼる貴重な資料の展示を見学。
日本の新聞は当初、政治団体や結社が、自分たちの思想を伝えるために始めたもので、そこから徐々にニュースを伝えるメディアへと変化していった。

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面白い資料では「始末書」がある。
戦時中に作成されたもので、政府から「コメの配給が滞った」という記事に対してクレームがあったという内容。当時「何を書いていいか、何を書いてはいけないのか」という事情がわかるという点で優れた歴史の証拠だ。

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僕も記者になれた!「横浜タイムトラベル」

そして、この博物館見学の目玉、取材体験ゲーム「横浜タイムトラベル」に参加した。
このゲームは、1日に数回決まった時間行われる体験型企画。
係員のお姉さんが、ガイドしてくれ、20分ほどで終了するので、誰でも気軽に参加できる。

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タイトルの通り、昔の横浜にタイムトラベルし、タブレット端末を使って、当時の人に話を聞き、記事を仕上げる。
このゲーム1回に、3つのテーマが用意されており、参加者はその中から一つ選び、横浜の歴史などについて取材を進めていく。

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ゲームを行う部屋には、横浜市全体を表現したジオラマ地図が設置されており、地図中の指定個所で端末をかざすと、そこにいる人たちがARで登場し、取材を行える。
取材で得た情報は、なんとAIで自動的に記事になり、新聞としてプリントアウトしたものがその場で各人にプレゼントされる。

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記者は「山下公園」の歴史について取材し、初めてAIで記事を仕上げた。
取材はすればするほど記事の内容が濃くなり、その中でも記者自身が重要と思った部分を選択すると、記事や見出しに反映されるという、まさに新聞記者の疑似体験を促すものだった。

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なんと貴重な体験。
この取材ゲームのストーリーは180も用意されており、訪れるたびに異なる取材を楽しめる。

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あ!
そうそう、玄関で撮影した写真もこのとおり、新聞になって配布された。

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日本新聞博物館は、GW中は休まず開館。
まだ、GWのスケジュールがまだ空いている、もう行くところが思いつかないという方は、ぜひ参考にしていただき、ご家族、ご近所、お友達お誘いあわせの上、楽しんでほしい。

 

日本新聞博物館

開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は次の平日)、12月29日~1月4日
入館料
一般 400円
大学生 300円
高校生 200円
中学生以下 無料
20人以上の団体は100円引き。要事前予約。

 

ニュースパーク 日本新聞博物館
http://newspark.jp/newspark/


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