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ミマキ 展示の新拠点「JPデモセンター」開所式を開催  池田社長「1000億円企業目指す」

【2017年7月28日】ミマキエンジニアリングは7月27日(水)、東京都品川区西五反田の TOC ビルに「JPデモセンター」を開設し、同日午後2時から開所式を行った。

ミマキデモセンター 005

冒頭、ミマキエンジニアリングの池田明会長が自社の歴史を振り返り「当社はSG(サイングラフィックス)市場の展開から始まり、IP(インダストリアルプロダクツ)、TA(テキスタイル・アパレル)などの市場へ展開を広げていった。すべての市場に関して、新しさと他社との違いを出すということは変わりなく続けている。現在、製品はプロレベルからエントリーまで取りそろえた。このため、大崎では大型の機種を置けなくなってきているのでこのデモセンターを開所した。今後も開発型のベンチャー企業としてチャレンジ精神旺盛に取り組んでいきたい」とあいさつした。

ミマキ デモセンター 池田会長

池田和明社長は同社の現状と今後の展望を説明し「イノベーションは当社のポリシー。開発には今後も力を入れていきたい。長期計画では売り上げを現在の460億円から、1000億円まで伸ばす。これは新規市場に参入するのではなく、現在、当社が参入している市場の売り上げを伸ばしていこうということだ。SG、IP、TAそれぞれの市場に向け、さまざまな仕掛けを行い、その一つ一つがブドウの房のように大きくなることで1000億円としていく」とした。

ミマキ デモセンター 池田社長

このほか、同社営業本部JP事業部の平木孝弘事業部長が、開所したデモセンターと本社IPラボセンターについて説明し「大崎は主力機を中心に展示し、五反田は大型機の展示を行う。デモセンターには、まだスペースがあるので、今後リリースされる大型製品はこちらに設置していきたい。また、本社IPラボセンターとの連携を図っていく」と述べた。

ミマキデモセンター 平木事業部長

開設された「JPデモセンター」は、展示面積約550㎡。展示品はもちろん、国内の営業部門とサービス部門の一部も同署に移管した。

ミマキデモセンター 047 ミマキデモセンター 040

展示機種は「UJV55-320」「UJV500-160」「JFX500-2131」「TS500P-3200」「TS300P-1800」「Tx300P-1800」など大型インクジェットプリンタ(IJP)を中心に、カッティングプロッタ「Kongsberg」の最新機種や、昇華転写用の熱圧着装置「Monti855」などの後加工機も設置している。

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また、長野県東御市の本社に「TA ラボセンター」と「IP ラボセンター」を開設。こちらでは、ユーザーからのテスト依頼などを受け付け、デモセンターとの連携でユーザーへの利便性を提供していくという。

JP デモセンター
東京都品川区西五反田 7-22-17 TOC ビル 6 階 610-615 号室
☎03-6371-2822
FAX  03-6371-2823
業務開始日 2016 年7 月27 日(水)

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