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凸版印刷など3社 「使用済紙おむつをリサイクル」で合意 廃棄物全体の4%超で社会問題化


【2020年4月7日】凸版印刷と住友重機械エンバイロメント、トータルケア・システムの3社はこのほど、使用済紙おむつをリサイクルする「完結型マテリアルリサイクルシステム」の構築と事業展開に関する協議を開始することで合意した。

「紙おむつ」は、廃棄物全体の4%以上を占めるなど、年々増加傾向にあり社会問題化している。この「完結型マテリアルリサイクルシステム」は、使用済紙おむつから回収できるすべての再生資源をマテリアルリサイクルするシステム。

トータルケア・システムは、リサイクル処理後の再生パルプを、建築資材の原料(外壁材、内装材等)として有効利用。また、プラスチックは燃料としてサーマルリサイクルしていたが、経済産業省の補助事業(サポイン)を活用し、再資源化の研究開発が進んでいる。

住友重機械エンバイロメントは、水処理施設を主体にプラント設計・施工から運転管理まで幅広く手掛けており、さらに多くの自治体への使用済紙おむつリサイクルの普及促進のため、プラント設計や施工を担う。

さらに再生資源の活用技術を持つ凸版印刷が介護・保育・医療向けをはじめとしたさまざまな製品へのアップサイクルを担う本協業の枠組みの検討を開始する。

今後3社は多くの自治体に導入可能な使用済紙おむつリサイクルシステム事業モデルの検討を開始し、2022年度以降の事業化および自治体採用を目指す。

 


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