【2020年3月2日】セイコーエプソンはこのほど、フジサンケイグループ主催の「第29 回 地球環境大賞」で「経済産業大臣賞」を受賞した。
「地球環境大賞」は1992年、「産業の発展と地球環境との共生」をめざし、産業界を対象とする顕彰制度として、世界自然保護基金(WWF)ジャパンの特別協力で創設されたもの。
表彰の対象となったのは、「最小限の環境負荷を実現する『インクジェットイノベーション』を推進」する取り組み。
インクジェット方式の中でも、マイクロピエゾ技術を確立。この技術を基盤に、最小限の環境負荷で社会に必要な機能を提供するインクジェットイノベーションを推進し、産業構造革新や循環型経済牽引により持続可能な社会の実現を目指している。
2018年度には、インクジェットの基幹要素であるプリントチップの生産能力を3倍に高める新工場の稼働や、商業・産業印刷向けの低環境負荷製品の試作・量産工場と開発施設に着工し、多種多様な産業構造を革新する基盤を構築した。
インクジェットは「必要な時、必要なところへ、必要なだけ」物質を付着させ、物質消費が最小限となる、無駄が生じない技術。さらに、微小な物質をねらい通りに付着させるインクジェット技術はプリンティングだけでなく、ものづくりへの応用へと無限とも言える可能性がある。
なお、授賞式は4月8日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる予定。
インクジェットイノベーションによる社会課題の解決
https://www.epson.jp/SR/environment/vision/innovation.htm
エプソンの環境活動
https://www.epson.jp/SR/environment/
地球環境大賞
http://www.fbi-award.jp/eco/
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