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【この人に聞きたい!】平沢印刷社 平澤浩一社長・後編 フードメニュー通じ 印刷業からSPへ業態変革も


【2015年11月17日】平沢印刷社は1966年2月創業の印刷会社、もともとは創業した先代の時代はさまざまな印刷物を扱っていたが、現在は中でも得意だったフード関連、特にメニュー制作に特化し、印刷業界でその存在感を際立たせている。特色のある業態転換で同社をけん引する平澤浩一社長に話を聞いた。
前編に引き続き、後編をお届けする。

平澤さん 014

特化の利点は
業界に特化することで、よりお客さまの目線に近づけると考えています。ここで言う“お客さま”とは、発注してくれた得意先ではなく、消費者のことです。「消費者思考」になることで、より印刷物は生きてくるのです。
得意先が何を必要としているかというと、しっかりと印刷物が効果を出すこと。つまり、商品が売れることです。それには消費者志向が絶対に必要なのです。
あたりまえのことですが、印刷業界にいるとこれが分からなくなってしまうことが多い。得意先の要望を何とか印刷物に落とし込んで、それを「できるだけ多く印刷させること」が仕事だと勘違いしてしまいがちです。

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多く印刷してもらうことはありがたいと思ってしまいますよね
そんなのは印刷屋が一時的に喜ぶだけで、実はまったく意味がないと思います。
3000カ所しか配るところがないのに、チラシを1万枚刷っても意味がないですよね。余れば恨まれますし、費用対効果だってものすごく悪い。

ですから私は営業担当にも「必要以上に受注するな」「効果がどれくらいあるか考えて受注しろ」と言っています。必要な枚数を得意先にアドバイスできるくらいでなければ、営業窓口の意味がないと思うのです。

もう印刷屋さんという立場から離れている?
名前は印刷会社ですが、だんだん広告代理店やデザイン会社のような機能を持ち始めています。
実は現在、社名変更を考えています。名前を実態に合わせようという意味で変更をしようと思っており、社名を社員から社名を考えてもらうつもりです。
父は反対するかと思ったのですが、案外すぐに「いいね!」と言ってくれました。

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素晴らしいですね
ただ一つ問題がありまして、今まで得意先からは「印刷屋なのにデザインも、広告効果もなかなかやるじゃないか」と思っていただいていたところがありました。それが、SP会社のような形で生まれ変わると、名前に合わせた価値が求められそうで、そこが少し怖いですね(笑)。もちろんそれに応えていくつもりですが。

今後の目標などを教えてください
メニューなどフードグラフィック業界でシェア50%を目指します。人材教育に力を入れ始めているので、社員とともに会社も成長していきたいと考えています。
平沢印刷社
東京都文京区関口1-36-1 平沢ビル
TEL03-3202-2531
FAX 03-3202-2832
創業1966(昭和41年)2月
代表者代表取締役社長  平澤 浩一
従業員数30名(2015年7月 現在)
資本金1000万円
取引銀行三菱東京UFJ銀行
事業内容飲食店向けグラフィックツール制作
(メニューブック、ファサード、パンフレット、ショップカード、コースター、ロゴなど)

同社サイト
http://h-print.co.jp/

【この人に聞きたい!】平沢印刷社 平澤浩一社長・前編 フードメニューに特化し経営改革


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