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コープ東北がICタグでの物流管理を導入 汎用性高く低コスト 凸版印刷が構築


【2015年10月29日】凸版印刷はこのほど、UHF帯RFIDを用いた物流向け搬送容器管理システムを開発。このシステムが2016年6月1日(水)から稼動する物流拠点「コープ東北ドライ統合物流センター」の搬送容器管理で採用される。同センターは生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合(コープ東北サンネット事業連合)の運営。

同システムは、凸版印刷が2006年から提供している循環資材管理パッケージソフト「NETLOOPASS」の機能をカスタマイズして開発したもので、UHF帯ICタグを活用している。
タグは数mの距離でも複数一括読み取りが可能な上、非金属製の遮蔽物があっても読み取りができるといった特長がある。また、すべて同じ形状で汎用性があり、低コストを実現。防水性もあり、容器に貼付した場合でもそのまま洗浄できる。

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コープ東北サンネット事業連合では、折り畳みコンテナやカゴ車、カートラックなどの搬送容器にICタグラベルを貼付。容器の所在や在庫状況を、ネットワークを通じて把握する。導入により、搬送容器の輸送状況・所在が可視化され、滞留や紛失を防ぎ効率的な運用が可能になる。

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物流現場では環境配慮や業務効率化から、包材の使い捨てをやめ、循環容器の採用が増えているが、紛失や盗難、返却の遅延などにより、オペレーション効率が悪化といった課題を抱えていた。また、バーコードラベルなどでの運用もあったが、汚れや摩耗による読み取り不能になることもあったという。
今回の導入はこれらの課題を解決するもの。

凸版印刷では今後も、「NETLOOPASS」を中心にRFIDを用いた物流業界向け搬送容器管理システムを拡販し、2018年に関連受注を含めて約10億円の売上を目指す。

■ コープ東北サンネット事業連合に採用された防水対応ICタグラベルの仕様
・周波数帯: UHF帯(920MHz)
・通信規格: EPCglobal Class1 Generation2
・寸法: 25mm×105mm
・材質: PET
・動作/保存温度: -10℃~+50℃
・保護等級: IPX6、IPX7に準拠
・数量: 折りたたみコンテナ・・・約43万7,000個
(共同購入用40万、店舗用3万7,000)
共同購入用カゴ車・・・約3,000個
店舗用カートラック・・・約7,400個

 


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