【2018年6月1日】凸版印刷は5月30日、 ベトナム最大手のIT企業であるFPT Corporation(FPT)との協業を拡大し、BPO分野のICTに関する共同研究やそれを支える技術者の確保に関する覚書を締結した。
今後、今回の協業拡大をもとに、両社はBPOおよびICT分野で技術者の育成を進め、 2021年までに国内外で新たに約500名の開発体制を整備する。
FPTはICT関連で高い開発能力を持ち、主にICT系アウトソーシング事業を中心に活動しているベトナム最大手企業。
両者は、海外BPO事業での協業に関して、 2016年5月に覚書を締結。 この協業をもとにセンサーなど産業向けIoTを活用した「トッパン事務業務効率化シミュレーションサービス」を2018年4月に共同開発し、BPO事業の拡大に取り組んできた。
今回の協業拡大は、AIやIoTなどの浸透により、 注目されるデジタルトランスフォーメーションや、人手不足・業務効率化の観点から、顧客からの業務や申込の受付、問い合わせなどをアウトソーシングするBPO事業のニーズが拡大を意識したもの。
凸版印刷は、 「健康・ライフサイエンス」、 「教育・文化交流」、 「都市空間・モビリティ」、 「エネルギー・食料資源」の4つを今後の成長事業領域と定め、 社会的課題の解決に向けた事業活動を推進しています。 生活者や企業、 社会におけるデジタル変革を実現するため、 凸版印刷ではデータ収集・価値化し、 それに基づく業務や事業の代行(BPO事業)までをトータルで提供する新たなデジタルサービス事業の確立を進めている。
凸版印刷は、 進めてきたFPTとの協業を拡大、 BPO事業の拡大を図るとともにデジタル変革の推進に向けた取り組みを強化する。
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