【2016年10月28日】共同印刷はこのほど、茨城県守谷市の守谷第一工場に新棟を建設。今後3年間で総額 約100億円をパッケージ事業に投資し、生産環境の再構築と生産体制の増強・再編を行うことを発表した。
同社は軟包装事業の戦略的拡大のため、守谷工場の敷地内に、新たに軟包装の専用工場を建設。新棟には、従来の印刷・加工機に加え、液体用パッケージの製造ラインを増設し、当社が注力する「ハンディキューブ」をはじめとする製品を柱に軟包装分野の拡大を進める。
また、国内最新鋭の生産環境を構築して食品安全マネジメントシステムのひとつ。国際規格「FSSC22000」の認証を取得する。
また、9月28日に発表した「日本製紙」との紙器事業合弁会社の設立の通り、合弁会社「共同NPIパッケージ株式会社」を設立。新合弁会社が引き継ぐ、共同印刷および日本製紙が受注している紙器製品の生産を、守谷工場に集約して合理化を進め、高度な生産性と製造環境を備えた紙器専用工場に再編する。
守谷第一工場はパッケージ事業のさらなる拡大を目的に、生活・産業資材部門の主力工場。
紙器や軟包装、医薬、産業資材、チューブ、建材の各事業を合わせ、5年後に売上高300億円を目指す。
軟包装事業
[ご参考:守谷第一工場の増築 概要]
工場名 : 共同印刷 守谷第一工場(一部建て替え)
所在地 : 茨城県守谷市立沢1932
建設日程: 2017年4月着工、2018年4月竣工(予定)
建物概要: 鉄骨造、3階建
増築延床面積: 11,682㎡(3,540坪)
施工 : 清水建設株式会社
紙器事業
[ご参考:合弁事業会社の概要]
会社名 : 共同NPIパッケージ株式会社 (Kyodo NPI Package)
所在地 : 茨城県守谷市立沢1932 (共同印刷 守谷第一工場内)
資本金 : 45百万円
出資比率: 共同印刷65%、日本製紙35%
設立時期: 2017年1月(予定)
事業内容: ラップカートン、ティシューカートンなどの紙器製品の製造
Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.