【2021年6月14日】サクラパックスの「持ちやすいダンボール」がこのほど、世界包装機構(WPO:World Packaging Organisation)主催の世界的な包装賞「ワールドスターコンテスト2021」のハウスホールド部門にて、「ワールドスター賞」を受賞した。
授賞式は6月9日にオンラインで開催された。
「持ちやすいダンボール」は、「握って持つ」対応の段ボール。手穴の内部を三角構造にして、握れるようにしており、指先ではなく指の腹で持ち上げられる。このため、指にかかる圧力は40-50%低減される。
従来の段ボールの手穴はひっかけるタイプなので、ペットボトルが入った場合、指にかかる圧力が大きく、持ちにくい上、痛いと感じるケースがあった。
ワールドスター賞では「従来の段ボール箱の形態をベースにしながらも、段ボール素材の特性を活かした工夫」が評価された。
開発の背景には、オンラインショッピングの利用者増加がある。箱入りのペットボトルの購入が増えており、水を買うときの主流となっている2Lペットボトル9本入りは、段ボールの重さが19kgと身体には大きな負担となる。
なお、「持ちやすいダンボール」は、「ワールドスターコンテスト」の参加条件である「日本パッケージングコンテスト」に入賞。さらに国内ではアクセシブルデザイン包装賞のほか、アジア包装連盟主催のアジアスター賞も受賞している。
「持ちやすいダンボール」詳細資料
https://prtimes.jp/a/?f=d72676-20210611-1568.pdf
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