【2020年2月29日】「日本ものづくり ワールド2020」が2月26日、千葉市の幕張メッセで開幕し、今日28日午後6時まで開催されている。
主催は、リードエグジビションジャパン。
別稿で、展示会の様子をお伝えしたが、今回はコロナウイルス感染拡大の影響が出ており、またその対策も行われていた。
今後、多くのイベントが中止されると思われるが、再開の際の参考になるよう、今回の開催で行われた対策などに関して報告する。
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展示会取材のために海浜幕張の駅の改札を出ると、やはりいつもの幕張メッセ全館を使う同規模展示会よりは、人が少ない印象だ。
そして、入場登録の窓口もこの有様で、ほとんど人がいない。
正午過ぎに着いたのだが、いつもならほぼ満席のベンチも空きが目立ち、お弁当屋さんも売れ残りが多いのか「お弁当いかがですか~」と声を張り上げる。
プレスルームは2カ所あったが、いずれも自分以外はもう一人だけというくらい閑散としていた。
驚いたのは「会場に入るにはマスクの着用が必要です」の看板。「マスクがない人はどうすればいいのだろう?」と思ったら、その下に「マスク配布カウンター」があるということをお知らせしていた。何がすごいって、この時期にマスクを集めてきたリードエグジビションジャパンに驚いた。
さらに入場には関門がある。入り口付近には3人の係員が立っており、「体温を計測しています」と声をかけていた。2人が声をかけ来場者を立ち止まらせ、もう1人がサーモグラフィーの入ったカメラで体温を計測している。
もはや空港の検疫に近いようなものものしさ、で改めて感心する。
いよいよ入場し、会場に下るエスカレーターに向かうとここでも驚きの光景が…。
「人がいない!」
想像していたこととはいえ、この人の少なさは、2011年の東日本大震災後以来だと思う。
エスカレーターを降りたとたん、目に飛び込んできたのは、空いているブース。目測だが3分の1は参加中止という感じ。また、出展していても、規模を縮小し、広いブースにポツンとマシンが置いてあり、1人か2人の案内係がいるだけというブースも多く、半分近くが「コロナ対応」での出展だった。
対応してくれた出展者へ安全性について尋ねると、「人が少ないので感染の危険は感じない」「全員がマスクをしているし、電車の中よりはリスク低い」といった答えが返ってきた。
また「数件、購入のお話があった」「詳細な問い合わせが多い」「会社がヒマで遊びに来たような人は少ない」と、こんな時だからこそ「真剣な商談」を求める人が集まったようだ。
開催の可否は、今後の推移を見ないと何とも言えないが、イベント中止を永遠に続けるわけにもいかないので、今後の展示会開催の参考となることを祈って、この稿を締めくくりたい。
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