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【速報】ギフト・ショー秋2016 レポート1 小型のインクジェットプリンタやカッティングプロッタに注目

【2016年9月8日】「第82回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2016」が9月7日、江東区有明の東京ビッグサイト全館を使用し開幕した。同イベントは国内最大の雑貨や販促品、ギフトに関する見本市。今回は2,729社が出展し、期間中に約20万人が来場する。
イベントは9月9日(金)まで開催する。

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プリント&プロモーションでは、プリント・販促関連製品を中心に出展した企業を速報で紹介する。
速報1ではプリント・加工関連機材メーカーについてレポートする。

【速報】ギフト・ショー秋2016 レポート2 商品や店舗を盛り上げるシステム、ツール、技術

 

ミマキエンジニアリング(ブース:東2-T17-01)は、9月に発表したインクジェットプリンタ(IJP)「UJF-6042MkII」を中心に展示している。
「UJF-6042MkII」ではラゲッジタグ(荷物札)を出力し、柔らかな素材へのインクの追従性をアピール。カッティングプロッタ「CFL-605RT」でこれをカットし、サンプルを配布している。

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ブラザー販売(ブース:東1-T03-20)
は、小型の卓上カッティングプロッタ「CM650W」を実演している。
「CM650W」は約7万円と安価でありながら、最大296×603mmのカットが可能。台紙を使うことで、紙やフィルム、シールはもちろん、布のカットにも対応する。
また、スキャナーを内蔵しており、カットしたい文字や柄をプリントしたものをスキャンするだけでカットが可能。タッチパネルによりパソコンに接続することなく操作できる。

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担当者は「ユニクロで行った『マイユニクロ』というサービスでは、Tシャツプリント用の転写紙のカットに採用された」と話す。
同社ブースではガーメント(布用)プリンタ「GT-3」シリーズも実演している。

 

プリント用資機材販社のユーロポート(ブース:東2-T11-04)は、各種IJPやカッティングプロッタなど資機材を展示している。
同社のオリジナルIJP「WRAP JET(ワープジェット)」を参考出品した。ローランド ディ.ジー.製の小型IJPを昇華転写インク用に改造したもので、近年需要が増大している布用のプリントに最適な出力機となっている。
大型のIJPが必要ない、置くスペースがないというプリント展やデザイン事務所向けの製品。
価格は98万円。

ギフトショー2016秋 ユーロポート ギフトショー2016秋 ユーロポート


沖データ(ブース:東2-T12-04)
はカラートナープリンタ「MICROLINE VINCI」を展示。
同機は白色搭載のトナープリンタ。白を搭載することで、透明素材や黒色などの濃い色の素材でも美しい発色が得られる。
ブースではバッグや靴など布製品への転写によるサンプルを多く展示した。

ギフトショー2016秋 沖データ ギフトショー2016秋 沖データ

【速報】ギフト・ショー秋2016 レポート2 商品や店舗を盛り上げるシステム、ツール、技術

 

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