【2019年3月11日】TBMはこのほど、SBIグループ、三洋化成工業、JR東日本スタートアップに対して第三者割当増資を実施した。
TMBは、石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・販売している。
今回の第三者割当増資により、国内における生産量拡大および商品競争力強化のための量産工場(多賀城工場、2020年竣工予定)の立ち上げ、国内での事業展開を加速するためのマーケティングや人材採用及び研究開発や共同開発に対する積極的な投資を実施する。
また割当先の事業会社各社と連携することでシナジーを創出し、LIMEX製品の共同開発やマーケティングを行い、LIMEXの加速度的な成長を実現する。
三洋化成工業株式会社は、これまで親水性と疎水性の材料を混合する界面活性剤技術を用いた様々なソリューションを提案。このような分散性付与等の技術をLIMEXと組み合わせることで、強度等の物性向上や、成形性向上、収率向上、コスト削減などLIMEXの性能を高める共同開発を促進していく。
また、JR東日本スタートアップとTBMは昨年11月、「JR東日本スタートアッププログラム2018」で「アクセラレーションコース」に採択され、LIMEXを用いたプロトタイプの傘を発表、駅構内を拠点とした「エキナカ傘シェアリング」の事業化の検討を進めてきた。今後、JR東日本スタートアップと連携し、LIMEX傘のシェアリング事業を推進するなどを行う。
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