【2019年2月18日】北海道旭川市のドルックは2月15日、富士フイルム グローバル グラフィックシステムズ(FFGS)とともに、Hohner(ホーナー)社製中綴じ機の国内導入1号機に関する記者発表会と起動式を開催した。
導入されたのはホーナー社製中綴じ機のスタンダードモデルにあたる「HSB9000シリーズ」。最大回転数は9,000回転で、最大サイズは365×350㎜とクラス最大級となる。
工具フリー設計となっており、正ラップ、逆ラップ、ラップなしに工具なしで対応する。操作はタッチスクリーンを搭載しており扱いやすく、ローポジション設計と厚みのあるフレームで、高い堅牢性を持つ。平積み、タテ積み両方に対応しており、両方を取り混ぜた製本加工も可能。
起動式では神事が執り行われ、斎藤啓一社長がスイッチを押し、サンプル品の製本を披露した。
記者発表会では、FFGSの辻重紀社長、ドルックの斎藤社長らがあいさつした。
FFGSの辻社長は感謝の言葉を述べた後、「ドルックはUV印刷による高品質な印刷が特長で、後加工でも付加価値の高い製品を送り出している。同社に『HSB9000』の導入で切ることを誇りに思っている」とあいさつした。
また、ドルックの斎藤社長は「4年前からFFGSからさまざまなアドバイスをいただいている。新規の導入だけでなく、既存の設備も、アドバイスをいただいており、自社の中だけでは気づかなかったことが見えてきた」
「今回の『HSB9000』導入は、既存設備の入れ替えを検討していたところおすすめいただき決定した。これにより、セットアップの時間が2分の1になった。特にタテ積みフィーダーがこすれの心配なく、七鞍の仕事でも1人でできるようになった。れまで以上に印刷品質の向上を目指したい」と話した。
ホーナー社のピー-ター・シェルホーンCEOは「ドルックの導入に感謝する。また、FFGSのような有能なパートナーを得られたことをうれしく思う。この導入はドルックにとって極めて重要で、新たな分野への事業参入となると考える」と述べた。
ドルック(北海道旭川市工業団地2条1-2-6)
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