【2016年12月8日】パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを行うプラグは「秋の新商品のパッケージデザイン好意度調査」を実施し、このほどその結果を発表した。
同調査では2016年9月16日~9月27日まで、20~50代の男女述べ21,000人を対象として、秋の新商品22カテゴリー・452に関してパッケージデザインについて好意度に関する質問を行った。
プラグでは調査の目的を、デザイン価値が重視されている昨今、パッケージデザインの好感度を知ることにより、時代の流れをつかむこととしており、同調査の結果詳細をダウンロード公開している。
秋の新商品で好意度の3位となったのは「キリンビール 秋味」だった。20代女性、30代男性で1位を獲得。
「いかにも、秋らしい雰囲気きれい」
「まるで光り輝いているようなデザインで美しい。紅葉が見事に表現され秋らしい」
「秋の感じが伝わってくるので」
「旬な感じがする」
「落ち葉が舞うイメージと上の麒麟イラストがぴったりはまっていてとても好き」
などの意見が並ぶ。
2位は「森永乳業 PARM(パルム) バニラホワイトチョコ」。
男性ではすべての年齢層から高い支持を同商品のパッケージは得た。
「アイスが白でバックの色が深い青が効いている・ホワイトチョコのコーティングが、艶があり美味しそう」
「お洒落で大好き。配色もシンプルで申し分無い・暑い夏にブルーを基調に白いアイスというのは心にくいアイディア」
「ぱっと見てすぐにPALMの商品だとわかる」
と商品の見た目のわかりやすさがちゅゆもくのポイントとなった。
30代女性では1位、40代では男女ともに2位、20代でも男女ともに3位と人気を集めた。
「いちごがゴロゴロした感じが贅沢な気分にさせてくれていいなと思った」
「イチゴがたっぷりという感じがよく出ているし、すごくおいしそう・チョコの断面が美味しそうです」
「新鮮な苺の写真がとても魅力的」
「生き生きしていて存在感がある」
とイチゴが持つ存在感や新鮮さがユーザーにアピールしたようだ。
全体の秋のトレンドは3つ。
まずは「深く燃える赤」をベースにした商品がおおく、深い赤やグラデーションは高級感の源になっているという。また、それに対抗する「奥行の青」も支持されており、上質感に注目が集まる。
二つめ「『はみでるほど大きく』が基本に」もポイントとしており、商品写真の大きさで存在感を出す手法が多く見受けられた。
最後に「『あきらめさせない』期待感を作るデザイン」を挙げている。これは「低カロリーなのに濃厚」「粉スープなのに贅沢」「冷凍なのに本当においしそうなピザ」など、今までは「味は我慢」と思っていた商品がおいしくできるというプラスアルファの価値訴求のこと。
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