【2015年8月12日】「Trick or treat!」「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」と子供たちがお菓子をもらい歩くハロウィン。日本では大人が仮装して飲み歩くイベントになっているが、昨年あたりから日本でも大きな盛り上がりを見せ、その市場規模がバレンタインデーを抜いたともいわれる。企業も巨大ビジネスとなり始めたこのイベントに向けて限定商品を発表し始めている。
亀田製菓は人気商品と詰め合わせで限定パッケージ
まずは「お菓子をくれ~」で関連する「ハッピーターン 7袋詰 ハロウィン」と「亀田のおせんべい お楽しみパック ハロウィン」を亀田製菓が8月24日(月)から発売する。
2商品は手軽に配れる個包装のハッピーターンやおせんべいが入っており、ハロウィーンパーティーなどで重宝する大袋タイプ。パッケージはかぼちゃやコウモリなどをあしらい雰囲気を盛り上げている。
また、ハッピーターンには「入っている確率は秘密」というラッキーアイテム「おばけ 型ハッピーターン」をランダムに封入しており、ハロウィンならではの ドキドキ感を演出する。
両商品ともに価格は350円前後を予定。販売は10月末まで。
本来の主役である子供たちから、お酒のおつまみにする大人まで、皆が楽しめるアイテムだ。
サッポロビールは商品横断的にハロウィンを展開
ハロウィンといえばお酒(本来は違うが)。というわけで、サッポロビールは10月6日(火)から、「ハロウィンデザイン」商品をカテゴリー横断的に発売する。
ビール類では「サッポロ生ビール黒ラベル」「麦とホップThe gold」「極ZERO」「ホワイトベルグ」の4商品。ワインでは「ラ・キュベ」2商品、「デュオ・ミティーク」2商品。RTS(Ready To Serve)では「バカルディ」の4商品がラインアップされている。
ビール缶にはカボチャやコウモリ、魔女などのデザインを印刷。ワインは化粧箱やPOPにカボチャをあしらっている。
「バカルディ」は最初からコウモリのロゴマークが入っており、まさにハロウィンのためのような商品だが、こちらも化粧箱やPOPでさらにハロウィンらしさをアピールする。
同社では「近年、日本においてもハロウィン(毎年10月31日)を楽しむ傾向は高まっており、家族や友人とホームパーティーを開催することでコミュニケーションを図る新イベントとして定着してきました」としており、ホームパーティーを盛り上げるアイテムとして商品を位置付けている。
アルコール関連ではアサヒビールが昨年、ピンク缶をハロウィン用に発売しており、各社が力を入れ始めている。
飲みすぎと飲酒マナーには要注意だが、ますますハロウィンとそれに関連する商品の需要は盛り上がりを見せており、残暑厳しい中、熱い商戦が繰り広げられそうだ。
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