【2025年7月18日】ファミリーマート店内のデジタルサイネージ「FamilyMartVision」を展開するゲート・ワンと、購買データを活用した広告配信事業を行うデータ・ワンは共同で、テレビCMとFamilyMartVisionを組み合わせたクロスメディア広告のブランドリフト効果を検証した。
この検証は、伊藤忠商事の企業ブランディング広告を用い、2025年4月から5月にかけて関東・関西エリアで実施。ファミペイ会員やdポイントクラブ会員、テレビ視聴データなどを活用して分析を行った。
結果、FamilyMartVisionの単独接触でもテレビCMに匹敵する効果が確認されたほか、両メディアに接触した層では、認知や好意、就職意向などのブランドリフト項目が総じて高い傾向を示した。特に「働いてみたい」といった就職意向では、両方接触した層が他より大きなスコアを記録した。
リーチ面では、テレビCM単独の接触が42.5%、FamilyMartVision単独が12.9%、両方への接触が18.7%。テレビCMと併用してもFamilyMartVisionが独自のインクリメンタルリーチを発揮しており、若年層への有効な補完メディアとしての役割が浮き彫りになった。
FamilyMartVisionは、全国約10,400店舗に設置され、週6,400万人にリーチ可能なリテールメディア。来店客に向けてエンタメや地域情報などの映像コンテンツを配信しており、視認率や購買データと連携した広告効果の可視化が可能。今後も広告主のマーケティング支援に向けて、デジタル広告との連動や測定精度の向上を進めるとしている。
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