【2023年10月13日】Osaka Metroは、大阪モード学園で生まれたファッションデザインが生成AIを同社のデジタルサイネージで次世代広告クリエイティブとして放映している。
今回の試みは、現在話題となっている生成AI技術を利用したクリエイティブのアートを活用したもの。テキストから画像を生成する技術が一般的になりつつあり、広告クリエイティブ業界にもデジタル変革の波が押し寄せているという。
大阪メトロ アドエラは、この最先端の生成AI技術をOsaka Metroのデジタルサイネージで配信するクリエイティブに取り入れた。
大阪モード学園のファッションデザイン学科高度専門士コース、ファッションデザイン学科、ファッションテクノロジー学科の才能ある学生たちと協力し、『日本文化』をテーマにしたファッションデザインコンテストから「Osaka Metro ADERA賞」受賞作品を選出し、生成AIと組み合わせることで、斬新な縦型デジタルサイネージ用のクリエイティブを創出したという。
大阪モード学園の学生は、生成AIで各デザイングループの「天照大神」「達磨」「百鬼夜行」のテーマ背景を作成。ファッションショーで撮影された実際写真との合成し、ChatGPTを利用しながら、制作学生とディスカッションしながら画像生成のプロンプトを作成した。
制作された動画クリエイティブは、ターゲティング機能を搭載。主にZ世代に向けて、時間帯によって3種類のクリエイティブが異なる方法で表示される「プログラマティックDOOH(デジタル・アウト・オブ・ホーム)」と呼ばれる広告配信技術でコントロールされる。
この配信技術では、従来ターゲティングが難しいと言われていた交通広告/屋外広告媒体の世界でも、よりターゲットに対するリーチを効果的・効率的に行える。
このプログラマティックDOOH配信は10月19日まで、Osaka Metro主要14駅に設置されたデジタルサイネージにて展開されている。
大阪モード学園
https://www.mode.ac.jp/osaka
大阪メトロ アドエラ
https://osakametro-adera.jp/blog
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