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カメラやセンサーを使った「販促システム」をドンキに設置 シーンに合わせたPRを提供 TANA-Xとリコー 

【2020年12月21日】TANA-Xは12月19日、リコーと共同開発した「コネクテッドシェルフ(Connected Shelf) を総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」 に設置し、6カ月間の実証実験を開始した。

「コネクテッドシェルフ」は、顧客の来店客に合わせたデジタル販促コンテンツ配信システム。今回は、期間中、株式会社資生堂の男性化粧品ブランド「uno(ウーノ)」の商品プロモーションを通して、棚前の集客効果、購入促進の検証を実施する。

売り場では、エンド陳列棚で、男性化粧品「uno」の商品プロモーションを実施。来店客の性別・世代・肌の悩みに合わせた動画コンテンツ表示、 オススメ商品を提示する。

「コネクテッドシェルフ」は、ダイナミックな売り場演出と、来店客に合わせたコンテンツ自動表示が特長で、複数の画面を 1 つの画面としてコンテンツを表示する「シンクロ・モード」を標準搭載。単なるデジタルプライスタグを超えた、ダイナミックな売り場演出を実現する。

また、カメラやセンサモジュール、タブレットと連動し、来店客の購買行動や棚前での滞留情報などの取得データに基づき、来店客に最適な販促コンテンツを出し分けられる。
手に取った商品やタブレット操作に合わせたコンテンツ表示で、来店客に“新たな買い物体験”を提供する。

さらに、デジタルサイネージ事業を手掛けるリコーが、クラウド型サイネージ配信サービス「RICOH Digital Signage(リコーデジタルサイネージ)」をベースに、カメラと AI を使った画像認識によるインタラクティブな販促コンテンツ切り替えに対。
複数のセットトップボックス(映像受信機器)の同期などを統合的に管理する CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)といったシェルフ型サイネージ向け機能も提供している。

今後、TANA-Xは今後、実店舗での実証実験を行い、 2021年夏頃の正式リリースを目指す。 また、 2021年度にPPIHと共同で「ドン・キホーテ」 の商品棚の「棚・リテールメディア」を手掛けていく予定で、 複数店舗内のエンド陳列棚で「コネクテッドシェルフ」を設置。同システムを中心にTANA-Xの「プロデュース力」 とリコーの「テクノロジー」 で、 メーカー・ 小売連動のプロモーションを実現していく。

 

コネクテッドシェルフ紹介動画

TANA-X
https://tana-x.co.jp/business/promotion/connectedshelf.html

 

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