【2018年10月4日】大日本印刷(DNP)とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)はこのほど、双方向な会話が可能な「次世代SP(セールスプロモーション)ツール」を開発した。
この「次世代SPツール」は、店頭で来店者が発言した内容や行動、属性に合わせて、AIが商品を勧め、質問に対しても自動で回答できる接客ツール。
DNPが培ってきた売場の演出ノウハウと来店者の動きを捉えるセンシング技術に、NTT Comの対話型自然言語解析AIエンジン「Communication Engine“COTOHA Virtual Assistant”」(COTOHA VA)を組み合わせている。
実際の接客では、来店者の動きに合わせて会話が始まり、動きや会話に合わせて応対。会話の内容はチャット形式でディスプレーに表示されるだけでなく、「バーチャル店員」の口が動いて音声が流れる。
また、会話に合わせてお勧め商品の台部分が光るなど、アイキャッチ効果で店舗のプロモーションや販売促進に貢献する。
DNPとNTT Comは今後、実店舗にSPツールを提供。販売促進効果などの効果検証を2019年3月までに実施し、SPツールを通じて利用者が得られる顧客体験をより良いものに改善しながら、企業のマーケティングや販売支援に活用していく。
なお、同システムは、10月4日、5日に開催schoolあれる「NTT Communications Forum 2018」で、デモ出展予定。実際にAIが香水販売の接客を行う様子を体感できる。
会期:2018年10月4日(木) 9:30~18:00(9:00受付開始)
2018年10月5日(金) 9:30~18:00(9:00受付開始)
会場:ザ・プリンス パークタワー東京
https://www.ntt.com/business/go-event.html
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