【2015年6月12日】「飛ばす人も飛ばさない人もハッピー」を合言葉に、日本初の「ドローン進入・撮影禁止ステッカー」が発売された。開発したのは大分県のデザイン会社トライポッドデザイン。
5月には首相官邸屋上に墜落したものが発見され、放射性物質入りの容器を搭載していたこともわかった。さらに、長野県の善光寺で法要中に墜落させ、都心で飛行させようとした少年が逮捕されるなど、何かとお騒がせのドローン。一方、機体が小さく、無人飛行でき、コンピューターなどでの自動制御が可能なことから、空撮や災害救助で活用され、物品の運搬でも採用が検討されている新技術でもある。読者諸氏でも「欲しい~」と思っている人は多いのではないだろうか。
ステッカーをデザインしたトライポッドの木本英輔さんもドローンの購入を検討している最中にあの事件が起こり、心を痛めていたという。
「ドローンは皆が楽しみ、役に立つ技術だと思う。昨今の事件で単純に悪者とされてしまい、飛ばせなくなるのはもったいない」と考え「飛行できる区域とそうでない区域をしっかり定めることで、飛ばしやすい社会になってほしい」との思いをステッカーに込めたという。
ステッカーはドローンのシルエットを大きく描き、そこに進入禁止のマークを合わせ、わかりやすく「進入禁止」「撮影禁止」を表現している。サイズは19× 12cmで、市販のポールチェーンに付属する看板プレート用ステッカーと同サイズであるため、組み合わせての使用も可能。塩ビ製で、強粘着であることから、約2年の屋外耐候性がある。
価格は600円(税込み、送料別:164円)
特設サイトで販売している。
http://drone.tripod-d.com/
木本さんは「自分の友達にもドローンを持っている人がおり、皆安全に飛行や撮影を楽しんでいる。飛ばす人も飛ばさない人も気持ちよく楽しめるようにステッカーを活用してほしい」と呼びかける。
トライポッドデザイン
大分県大分市都町4-1-24 新大分第2ビル 303号
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