【2026年4月14日】台湾のアイリス・オプトロニクス(虹彩光電股份有限公司)は、「Touch Taiwan 2026」で、フルカラーコレステリック液晶(ChLCD)電子ペーパーの最新成果を展示し、屋内用デジタルフォトフレーム「ecosticker」を正式発表した。

アイリス・オプトロニクスは2012年設立、独自のフルカラーChLCD電子ペーパー技術を開発しており、超広色域ディスプレイ、高度なオプトエレクトロニクス統合ソリューション、モジュラー・ラージフォーマット・システムを提供してきた。
今回、同社が発表した「ecosticker」は、積層型双安定ChLCD技術を搭載し、業界標準の30%から50%へ反射率向上を実現した。10インチサイズで重さは955グラム、1,600万色以上のフルカラー表示に対応し、ゼロに近い消費電力と長時間バッテリー駆動のためコンセントは不要。
このため、家庭やギャラリー、小売店などへの設置に適しており、従来の電子ペーパーの設置場所である屋外・公共用途から屋内生活空間への展開でも優れた製品として位置づけている。
展示会初日には「ChLCD電子ペーパーの新時代フォーラム」を開催。米国Kent Displaysや日本CO-WIN、筑波大学などの専門家が登壇。CO-WIN董事長の中橋治氏は「電子ペーパーが公共インフラと結びついた『インフラメディア』として発展する可能性を示し、低消費電力・環境配慮型の特性がSDGs対応と親和性が高い」と述べた。
同社は、スマート交通やヘルスケア分野でも導入実績を積み上げており、台湾複数都市でのスマートポール・スマートバス停展開や、病院での電子ペーパー・ソリューション導入によるスタッフ業務効率化なども紹介された。
製品の発表により、今後も医療・交通・屋外サイネージ・小売などの分野でChLCD電子ペーパーの普及を加速させるとしている。
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