【2025年3月4日】日本パブリックリレーションズ協会はこのほど、2024年度の日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にプロ車いすテニス選手の小田凱人氏を、「シチズン・オブ・ザ・イヤー」にまちライブラリー(「本」を通じて「人」と出会うまちの図書館)をそれぞれ選出。1月23日、「新春PRフォーラム2025」で表彰式を行った。
2024年度 日本PR大賞 「パーソン・オブ・ザ・イヤー」 小田 凱人氏(プロ車いすテニス選手)
日本PR大賞は、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」としてパブリックインタレスト(公益)に貢献し、かつ話題性、発信力の高さや共感の醸成など、パブリックリレーションズの視点から、この年に最もPRパーソンとして活躍した人を選出する。
「シチズン・オブ・ザ・イヤー」は、持続的に社会や地域の発展に寄与する活動を行い、独創的な広報・PR活動を実践することで、奨励に値する成果を収めた個人またはグループを対象に表彰する。
1998年に日本PR大賞として創設されて以来、年1回の表彰を行っている。
2024年度 日本PR大賞 「パーソン・オブ・ザ・イヤー」
受賞者 小田 凱人氏(プロ車いすテニス選手)
授賞理由
プロ車いすテニスプレイヤー。パリ・パラリンピックの金メダリスト。2023 年 6 月の全仏オープンでは史上最年少優勝を果たし、ITF 車いすテニスランキング史上最年少 1 位(17 歳 35 日)を達成。2024 年も全豪オープン、全仏オープンの 2 つのグランドスラムタイトルを獲得し、車いすテニスならびにパラスポーツの顔となった。 また、自身がプロデュースした国際テニス連盟公認の車いすテニスの国際大会「岐阜オープン」では日本初となるジュニアのための大会も開催。年齢を問わず、障害のある人もそうでない人も、車いすテニスを当たり前に楽しむ世界を作るために尽力している。 このような競技と活動を通じて、常に積極的な発言と情報発信につとめ、車いすテニスの普及と、その先にあるダイバーシティ社会の実現に向けて大きく貢献している点が、パブリックリレーションズの観点から高く評価される。
受賞メッセージ
https://prsj.or.jp/personcitizen/2024comments/
2024年度 日本PR大賞 「シチズン・オブ・ザ・イヤー」
受賞者 まちライブラリー(「本」を通じて「人」と出会うまちの図書館)
授賞理由
まちライブラリーは、「本」を中心に緩やかに人と人が繋がる自然体のコミュニティで、本が単なる読み物ではなくコミュニケーションのツールとして機能し、地域のステークホルダーの結束を強める役割を果たしている。提唱者は森ビル出身の礒井純充氏で2011年に開設。誰でもオーナーとして始めることができるため設置者は個人が6割を占め、現在はMUFG PARKをはじめ全国に1200か所以上に広がっている。パブリックリレーションズの観点で優れた取り組みであり、高く評価される。
まちライブラリーとは
https://machi-library.org/
日本PR大賞
https://prsj.or.jp/personcitizen/
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