日本観光文化協会と日本販売促進協会　「日本プロモーション大賞2024」　グランプリは「すなば珈琲」（SUNABACOMPANY）に決定

【2024年12月26日】日本観光文化協会と日本販売促進協会はこのほど、「日本プロモーション大賞2024」を発表。グランプリは「すなば珈琲」（SUNABACOMPANY）に決定した。
また、金賞は「栃木紅茶サミット2024」（Y’s Tea）に、特別賞を「茎わかめシャキシャキCMによる購入率向上プロモーション」（壮関）に決定した。

「日本プロモーション大賞」は、日本の販売促進や広告宣伝、広報部門等の担当者の向上、プロモーションに対する一層の理解促進を図ることを目的として今年設立された。

大賞を受賞した「すなば珈琲」は、2014年に鳥取県で誕生したユニークなカフェチェーン。
名称は、当時の平井伸治鳥取県知事が「鳥取にはスタバはないけど、日本一のすなば（砂場）がある」と発言したことに由来している。
2015年、米大手コーヒーチェーンが鳥取県に進出することが決定し、「すなば珈琲」は存続の危機に直面。しかし、これを逆手に取り、「大ピンチキャンペーン」と称して、競合店のレシート持参でブレンドコーヒーを半額で提供するなどのプロモーションを展開した。この戦略は大きな話題を呼び、県内外から多くの来客を集めることに成功している。
現在、「すなば珈琲」は鳥取県内に複数の店舗を展開し、地域の観光資源としても注目を集めた。また、オンラインショップを通じて、コーヒー豆や関連商品を全国に提供している。

日本プロモーション大賞
https://www.jsp.or.jp/award/index.html