リコー　社内用デジタルサイネージをPCやスマホに配信　在宅勤務意識向けに情報を標準化　働き方の多様化に合わせて

【2024年12月5日】リコーは12月11日から、社内用のデジタルサイネージをPCやスマートフォンに配信できるバーチャルサイネージサービスの提供を開始する。

同サービスは、クラウド型サイネージ配信サービス「RICOH Digital Signage（リコーデジタルサイネージ）」の新サービス。
新サービスは、バーチャルサイネージ用のURLを、任意のWebサイトに埋め込むことで配信設定可能。社内ポータルサイトにバーチャルサイネージを埋め込むだけで、既存のポータルサイトやデジタルサイネージコンテンツを活用し情報を共有できる。

また、バーチャルサイネージのコンテンツから特定のページへ遷移し、詳細を確認することも可能。オフィスに設置するデジタルサイネージと同じ管理画面で配信設定ができるため、管理者に業務負荷をかけることなく、コンテンツの更新作業が容易に行える。
なお、同サービスに使用されている、オフィス内でのデジタルサイネージに加えて社員個人の端末からデジタルサイネージを視聴できる技術は特許出願中。

同サービスは、近年のハイブリッドワークが普及による企業内の情報共有の変化に対応したもの。オフィス内でのデジタルサイネージは、社内情報や最新ニュースの共有手段として多くの企業で活用されているが、在宅勤務中や外出中の社員に対して同等の情報を届けることが困難で、情報の平準化が課題となっていた。

リコーはこのサービスで、国内市場で販売・サポートを担うリコージャパンが提案するワークスタイルのコンセプトである「RICOH Smart Huddle」を構成。「好きな場所で快適に働ける」環境構築を支援し、働く場所にとらわれない社内情報の平準化を実現する。

リコーデジタルサイネージ
https://www.ricoh.co.jp/products/list/ricoh-digital-signage