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福沢諭吉先生 段ボールの胸像になり日本銀行大分支店で公開 アキ工作社の「d-torso」で製作

【2016年3月4日】あの1万円札のモデル「福沢諭吉先生」が段ボールの胸像になって、3月8日(火)から日本銀行大分支店に展示される。

福沢諭吉先生を段ボールで作ったのは、大分県国東市のアキ工作社。
同社は段ボールでつくれるクラフト「d-torso(ディー・トルソー)」というオリジナル商品を持っている。
d-torsoは、二次元の平面部品を使って、三次元の立体に組み立てるもので、その平面部品の表面にパターンをプリントを施すことで、平面性を強調し、イメージを拡張できる。
「d-torso(ディー・トルソー)」
福沢諭吉モデルは、今回写真が公開されている段ボールの風合いを活かした「ナチュラルモデル」以外にも、福沢諭吉の肖像が使われた一万円札をパターン化した作品の制作も予定している。
制作は日本銀行大分支店の発案で、中津市の協力を得て行われたそうで、まさに1万円札の本家本元からのお墨付きの作品となっている。

一応知らない人はいないと思うが、福沢諭吉は大分県出身、幼少の時期を中津市で過ごしている。
その縁で今回、日本銀行大分支店のリニューアルに伴い、お札の顔である福沢諭吉をd-torsoの立体造形で再現したいという相談をアキ工作社が受け、福澤諭吉旧居・福澤記念館の胸像をスキャンした3Dデータをもとに等身大の福沢諭吉胸像モデルを製作した。

なお、福沢諭吉モデルを公開展示する日本銀行大分支店では事前申し込みにより見学を受け付けている。

詳細は以下の同店ホームページから。
日本銀行 大分支店 ホームページ
http://www3.boj.or.jp/oita/

d-torsoに関する問い合わせはアキ工作社(☎0978-64-3002)まで。

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