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東洋製罐グループとユカイ工学 “猫舌”向けロボット「猫舌ふーふー」を共同開発

【2025年5月24日】東洋製罐グループホールディングスは6月下旬、「猫舌ふーふー」を販売する。

この製品は、同社グループが推進するオープンイノベーションプロジェクト「OPEN UP! PROJECT」の取り組みの一環として、2020年にユカイ工学と共同開発したコンセプトモデル「猫舌フーフー」を製品化したもの。
愛らしい猫型のデザインと熱い食べ物を冷ます機能を備えたこのロボットは、家庭向けだけでなく、飲食店や食品メーカー向けの展開も視野に入れている。

製品は市販の食器のフチに取り付けると、小型ファンが起動し、「ふーふー」と息を吹きかけるように風を送って熱を冷ます。風量は一定とランダムの2モードがあり、実用性と遊び心を兼ね備えた構造だ。
現在、国内外のクラウドファンディングプラットフォームを通じて先行販売中で、日本国内ではKibidangoとGREEN FUNDING、海外ではKickstarterを通じて支援を募っている。

開発を担当した東洋製罐グループ イノベーション推進室長の三木逸平氏は、「これまで『温める』技術を追求してきた当社にとって、『冷ます』という逆転の発想は初の試みだった。ユカイ工学との協業により、機能性と感性を両立するモデルを実現できた」と語っている。

同グループでは、「猫舌ふーふー」のBtoC販売をユカイ工学が担当する一方、飲食店での活用やノベルティ用途などBtoB市場向けの販路開拓を進める。今後も顕在化しにくいニーズを捉えた製品開発を通じて、プロジェクトのビジョンである「持続可能な未来の暮らしの実現」を目指す。

クラウドファンディング情報

国内向け
 Kibidango:https://kibidango.com/2749
 GREEN FUNDING:https://greenfunding.jp/lab/projects/8838

海外向け
 Kickstarter:https://www.kickstarter.com/projects/yukaienginnering/nekojita-fufu

 

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