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大日本印刷 電子レンジで調理OKで食器になる「アンタッチスルー 喫食タイプ」を開発 プラを約74%削減し「紙マーク」付与

【2024年10月17日】大日本印刷(DNP)はこのほど、電子レンジでそのまま加熱調理できるパウチ「DNP電子レンジ包材 アンタッチスルー」シリーズで、開封後にそのまま食器として使える「アンタッチスルー 喫食タイプ」を開発した。

「DNP電子レンジ包材 アンタッチスルー」は、加熱時に発生する水蒸気を自動的に逃がす機能によって、電子レンジでそのまま加熱調理できるパウチ。今回、ピロータイプ(フィルムを筒状にした“枕”型)の製品の一部に紙を使用しながら、パッケージに必要な剛性があり、開封後にそのまま食器として使えるようにした。

この製品への置き換えで、冷凍・チルド食品などで、プラスチック使用量も約74%削減がした上で、短時間で簡便な食事を実現する。
同製品は、紙製容器包装であることを識別する「紙マーク」を付与可能。

背景には、単身世帯や共働き世帯の増加などにより、簡便に短時間で調理を済ませたいというニーズがあるという。また、世界的に求められる持続可能な社会の実現に向けて、食品用のパッケージについても、プラスチックの使用量の削減が課題となっていることなどもある。

DNPは、冷凍食品・チルド食品、電子レンジ対応食品などを製造・販売する企業に、本製品を提供していく。

なお、10月23日(水)~25日(金)に東京ビッグサイト・東ホールで行われる「2024 東京国際包装展(TOKYO PACK 2024)」のDNPブース(東1ホール ブースNO.1U09)で展示される。

DNP電子レンジ包材 アンタッチスルー
https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20172597_4986.html

DNPのTOKYOPACK 2024の出展概要
https://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/event/20175683_4966.html

 

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