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ミマキ プリント壁紙シート「アルティスタ・デコールシート」をラインナップに追加 インテリア・グラフィックブランド「アルティスタ」の第2弾

【2024年10月9日】ミマキエンジニアリングは10月上旬、当社が展開するインテリア・グラフィックブランド「アルティスタ」の第2弾として屋内装飾用の粘着層付きプリント壁紙シート「アルティスタ・デコールシート」をラインナップに追加した。

「アルティスタ」シリーズ第1弾のインクジェット壁紙「アルティスタ ウォールデコレーション」は同社のプリンタユーザーが屋内の壁面のグラフィックを安心してプリント出力・施工頂けるミューラル壁紙。基材にプリント済みの状態で施設・病院などの屋内施工に必要な防火認定を取得しているのが最大の特長という。

一方で、この壁紙には粘着層が無く、施工の際には職人が壁紙用の糊剤を貼付面に均一に塗布する工程が必須で、粘着層付き基材を多く取り扱っているサイングラフィックス事業者(主に屋外看板・車両ラッピング製作者)には施工技術のハードルが高い基材だった。

同シリーズのラインナップに追加する壁紙シート「アルティスタ・デコールシート」は、インテリア業界では化粧シートと呼称される、耐水性や耐久性に優れた塩ビフィルムをベースとした高級用途向けの装飾用基材。
その貼付け面には予め粘着剤が塗布されており、これまで屋内の装飾に携わったことが無い事業者でも看板施工に多く使用される粘着層付き基材と類似の手順で施工できる。
サイングラフィックス事業者が既存の施工技術を有効に活用し、屋内のグラフィック製作を始められる。

屋外広告の市場は拡大傾向にあるものの、その媒体はLEDディスプレイなどを用いたデジタル看板などがあり、これらの台頭から事業者は出力施工の受注量の減少も視野に入れるケースがある。
一方、日本国内の屋内装飾用基材は、グラビア印刷等で大量印刷された、有色無地や連続パターン模様の壁紙が主に流通しているが、国外では、消費者のパーソナライズされたインテリアへの関心と、環境意識の高まりのため、環境負荷が少ないオンデマンドプリント壁紙市場が伸長しているという。

ミマキエンジニアリングでは、ラインナップが増えた「アルティスタ」を「アルティスタ インテリアシリーズ」として、ミマキのプリントソリューションと共に日本のインテリア業界に向けて提案。
『新しさと違い』を経営ビジョンに掲げ、常に新たな技術革新を目指し、お客様が求める「美しさと速さ」の実現を追求し続けていくとしている。

ミマキエンジニアリング
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