凸版印刷とエイスリー　バーチャルヒューマンを活用　新たなモデルエージェンシービジネスを推進

【2023年5月22日】凸版印刷とエイスリーは5月、実在する人物を元にした高解像度のバーチャルヒューマンを活用したキャスティング事業での協業を開始した。

この協業では、凸版印刷の「トッパンバーチャルヒューマンラボ」）内の「ライトステージ」を用いて計測した人体の高精度な実測データを元に制作したフォトリアルなバーチャルヒューマンを提供する。
一方のエイスリーは、キャスティングに関する幅広いコネクションと知見を提供し、バーチャルヒューマンの著作権・パブリシティ権などのマネジメントをはじめ、新たなキャスティング事業を行う。

凸版印刷は、バーチャルヒューマンの制作により、実在する人物を元にしたバーチャルヒューマンについて、新分野の創造を目指す。
エイスリーは、バーチャルヒューマンについて販路を拡大し、タレント・インフルエンサーなどの活動機会の創出や、企業のプロモーション活動の拡大に貢献するという。

凸版印刷とエイスリーは、双方のビジネス領域を掛け合わせた検証およびビジネス開発を推進し、2023年度中にキャスティング分野における事業創出を目指し、新たなモデルエージェンシービジネスを推進する。
また、バーチャルヒューマンのなりすましや不正利用に対する取り組みとして、アバター管理基盤AVATECTによる本人認証・セキュリティ機能との連携も視野に入れ、提供機能の拡充を進めて参いく。

エイスリー
https://www.a3corp.jp/

トッパンバーチャルヒューマンラボ
https://www.toppan.co.jp/vhl/