【2022年7月13日】凸版印刷は7月、秘匿性の高い通知物をデジタル化し、個別に配信する通知物電子送付サービス「Speed Letter Plus(スピードレタープラス)」の本格的な販売を開始する。
「Speed Letter Plus」は、これまで紙で送付していた秘匿性の高い通知物を、デジタル化して安全安心かつ簡便に送付するサービス。
導入では、現状の通知物の作成・送付方法をヒアリングし、最適な電子送付方法を検討・設計。その上で、マイナンバーカードなどによる本人確認を行い、IDに基づいてデジタルデータ化した通知物を電子送付する。
導入により自治体は、通知物の印刷・封入・封緘作業などの負荷低減と、制作や郵送などのコスト削減、ペーパーレス化の推進、配送・閲覧状況の管理を行える。
一方、住民も、広告などの表示が無く、必要な通知物の情報を受け取れることができ、さらに閲覧と保管・管理などの利便性が向上するという。
なお、凸版印刷と京都市は7月から、同サービスの実証実験を、市民への送付を行わない、市役所内の職員間での試行実施を開始する。
凸版印刷は京都市との実証実験を通じ、さらなるサービスの改善を行うと共に、当サービスによる自治体などのDX支援を進めていくとしている。
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