【2021年8月3日】グーフはこのほど、コズレ運営の「コズレDM ユーザートリガータイプ」で、プリントサービスプラットフォーム「Print of Things」を連携。
プロダクションパートナーであるアスコンと提供開始に先立ちトライアルを実施している。
コズレは、子育て世代の会員がさまざまな情報共有を行うプラットフォームで、会員数は約80万世帯。集めた情報から心理や行動特性を探求することで、役に立つ製品やサービス、またはそれらを支える価値を創出している。
また、アスコンは、同社のプロダクションパートナー。
「コズレDM ユーザートリガータイプ」は、コズレのママパパ会員基盤と、グーフのプリントプラットフォームを融合したダイレクトメールサービス。
グーフのサービスプラットフォーム「Print of Things」は、パーソラナイズ化したDMやカタログなど、高度なプリントメディアを高いスピード感で提供できる。
今回のサービスでは、『cozreマガジン』行動履歴情報を含むコズレ会員情報を活用して「ターゲティング」を行い、有望な会員へDMを発送する。
キャンペーン応募やWEBコンテンツの閲覧などを起点(トリガー)にしたDMを自動生成により、タイムリーなプロモーションが可能となる。
行動履歴データに加えて、子供の月齢・住所で絞り込むなどもできる。
また今回、サービス提供に先立ち、コズレ子育てマーケティング研究所による「抱っこひもに関するアンケート」で「満足度No1」「ママ友に勧めたい抱っこひもNo1」を獲得したブランド「BABY&Me」によるトライアルの結果を公表した。
これによると一般的なDMと比較して約2倍の閲覧率・行動喚起率を達成。アクセス数もDM発送数の36.6%と、「従来に比べマーケティング効率が大きく改善する」ことが確認された。
提携の背景には、子育て世代へのマーケティングの難易度の高さがある。この世代は、「ターゲットが短期間で次々と入れ替わっていく」という特性があり、いかにこの限られたターゲットとタイミングを「正確」に「ターゲティング」するかが求められている。
また、コロナ禍で在宅時間が増えたことにより、自宅に届くDMが子育て世代に対して「高い行動喚起力」を持つプロモーション手法であることも提携の追い風になった。
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