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シスコとLIVE BOARD 屋内デジタルサイネージの広告視認者の計測モデルを開発

【2022年5月17日】シスコシステムズとLIVE BOARDはこのほど、屋内デジタルサイネージビジョン(DOOH)の広告視認者の計測モデルを開発した。

このシステムは、シスコのクラウド管理型ITソリューション「Cisco Meraki MR20」によって取得するWi-FiプローブデータとApplication Programming Interface(API)を活用し、広告視聴者を計測するもの。

 

これまで屋内DOOHのインプレッション計測では、カメラを設置することが基本となっていた。

今回のシステムでは、屋内用アクセスポイント「Cisco Meraki MR20」の導入とAPIを活用。
歩行者が所持するスマートフォンなどの端末が発するWi-Fiのプローブデータを取得。これをカメラで取得した広告視認者のデータと合わせ、インプレッションを計測できる。
これにより、カメラを屋内DOOHに設置することなく、より安価でシームレスな計測が可能になった。


Cisco Merakiによるインプレッション計測データ事例

今後も両社は、屋内DOOHのインプレッション計測の拡充に貢献するとともに、DOOHとして活用可能な「シスコスマートサイネージ」とも連携を図りながら、OOH市場を活性化するとしている。

 

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