【2022年2月4日】凸版印刷はこのほど、鑑賞者が自ら刀剣を手に取ったかのように、詳細な質感を鑑賞することができるスマートフォン向けアプリ『刀剣鑑賞』を開発した。
同アプリでは、第1弾コンテンツとして、重要文化財「刀 朱銘 義弘/本阿(花押)〈名物 松井江〉」(名物 松井江)を発売した。
凸版印刷は、これまでも文化財をデジタルアーカイブ化し、そのデータの公開手法としてVR技術「トッパンVR」の開発を推進。シアターやモバイル端末を活用した文化財の鑑賞体験を提供してきた。
刀剣は、ゲームやアニメの影響で若年層からの興味関心が高まり、現在は幅広い世代が刀剣鑑賞を行っている分野。
同アプリでは、刀剣鑑賞に必要な、光のあたり方や見る角度によって刀剣が変化する様子を、高精細デジタルアーカイブデータや画像解析により、表面の刃文や地鉄などまで分かりやすく鑑賞できる。
また、タッチ操作で閲覧でき、スマートフォンを刀剣に見立て、あたかも本物を鑑賞しているような疑似体験が可能となった。料金は1,100円。
スマートフォン向けアプリ『刀剣鑑賞』
https://toukenapp.jp
凸版印刷のデジタルアーカイブへの取り組み
http://www.toppan-vr.jp/bunka/
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