凸版印刷　ファンマーケティングをワンストップで提供「ファンシェルジュ」の提供を開始

【2022年1月24日】凸版印刷はこのほど、ファンマーケティングをワンストップで提供するトータル支援パッケージ「ファンシェルジュ」の提供を開始した。

ファンマーケティングとは、ブランドや商品、サービスのファンと深いコミュニケーションを築き、共創関係になることで「ブランドのロイヤリティアップ」と「中長期的な売上基盤構築」、そして「ファンからの情報発信による新規ファン獲得」を図るマーケティング手法。

「ファンシェルジュ」における「ファンコミュニティ」とは、SNSやネット上に形成される、ブランドや商品・サービスに対しての「ファン同士」や「ファンと企業」の交流の場を指す。企業からの一方的な情報発信だけでなく、ファンからも情報を発信できるのが特徴。
事業では、それぞれの課題に合わせて、最適なプラットフォームを選定し、構築・企画・運営・その後のプロモーション展開まで、すべて一貫して提供する。さらに、「GX スコアリング」を活用することで、プロモーション展開後に効果測定が可能で、今後の課題を発見にもつながるという。

背景には、SNSの普及により多くの情報があふれる一方、その取捨選択が必要となり、知人・友人など近い人たちからのクチコミがより信頼のおける情報として、消費行動に大きな影響を与えていることがある。
また、新型コロナウイルスで変化した生活様式により、店舗接客など直接的で密度の濃いコミュニケーションが難しく、充分な情報提供ができないなどの課題に対し、新たなコミュニケーションの場の確立が必要となっている。

しかし、このような場の設定には最適なプラットフォームの選定から構築、立ち上げ後の運用や効果測定、データの分析と活用まで、運営主体である企業や店舗に大きな負荷がかかることから、凸版印刷ではファンマーケティング活動をワンストップで支援する、「ファンシェルジュ」の提供を開始した。

料金は、初期費用が200万円～（戦略設計・調査費などシステム構築費は除く）、月額利用が50万円～（ファンコミュニティ参加人数による従量課金制）。

凸版印刷は今後、メーカー・流通・金融・出版業界などに向けて拡販していき、2022年度までに関連受注を含め1億円の売上を目指す。

トッパン「ファンシェルジュ」サービスサイト
https://solution.toppan.co.jp/xperience/service/retail/fancierge.html