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【開催中レポート】デジタルサイネージ ジャパン(DSJ)2026」 幕張メッセで開幕 LEDディスプレイなど最新製品が集結

【2026年6月12日】デジタルサイネージ業界国内最大級の展示会「デジタルサイネージ ジャパン(DSJ)2026」が6月10日、千葉・幕張メッセで開幕した。会期は今日12日まで。
展示会・会場内セミナーは午前10時から午後6時(最終日は午後5時)、入場は事前オンライン登録制・無料。

同展示会は、デジタルサイネージの最新技術や機器、サービスなどが展示されている。また、「Interop Tokyo 2026」「AI NATIVE EXPO 2026」「画像認識 AI Expo 2026」と同時開催。

プリント&プロモーションでは、会場の様子を速報でレポートする。

LEDディスプレイ各社が高精細・薄型・曲面など多彩な製品を展示

エレックスは、自社開発のLEDモジュールを出品している。
同社の「Airly Vision」は、アスペクト比16:9サイズのビジョン。一般的なLEDモジュールは正方形がほとんどだがアスペクト比の標準である16:9にすることによって、組み上げやすく単体での使用も可能。重量4kgと軽い上に、配線が少なくワンタッチで組み込める。設置と撤去がしやすいことから、レンタル用として需要が高いという。

設備向け新製品「AeroA400」(400㎜角)はモジュールにフロントアクセスできることから単体交換がしやすく、復旧の迅速さが高い。設置後の運用を重視したサービス提案も行っていた。

EXCO VISION/トラース・オン・プロダクトは1.5㎜ピッチの薄型LEDを展示したほか、参考出品としてボール型サイネージを披露している。ボール型サイネージは、シーリングライトに取り付けられる設計で設置工事が不要な点をアピールした。透過型ビジョンの背後にさらにビジョンを重ねた展示で表現の幅を分かりやすく示した。

ダイアン・サービスは、エアコンの風よけをサイネージに活用した「AD WING」を出品している。同社はエアコンの風よけ「エアーウィング」をはじめ、高機能フィルター、空気清浄・除菌サービスなどを行う会社。このノウハウを生かして今回、風よけ用サイネージを商品化した。商品は液晶タイプの「MIRAI」、LEDタイプの「EVER」、ファンが回転し立体に見える「3D浮き出るモデル」がある。
同社では、商業施設・レストラン・学校・病院のほか推し活用途への展開も視野に入れる。

ペンタクトはLED照明を提供するメーカーで、導入から交換、工事まで一貫してサポートし、各種カスタマイズや特殊照明なども手掛ける。今回もブースでは、照明メーカーとしての技術基盤や経験を生かした製品を展示し、安全性やOEM対応を訴求した。

XNEXT(クロスネクスト)は箱型・丸型・曲面など多様な形状のLEDディスプレイを展示。特にブース中央の樹木をイメージしたオブジェはLEDモジュールを効果的に活用。多くの来場者が足を止めて撮影していた。自社製品に加え他社製品の施工・メンテナンスにも対応するとした。

インターコスモスはブース全体をLEDディスプレイで構成して製品を紹介した。

新製品では、球体に取り付けたLEDモジュールを回転させ、映像と同期させることで360度方向へ立体映像を表示する「ZANZO-50ball」も展示した。また、ショーケースとLEDディスプレイを組み合わせた「デジタルショーケース」やシースルービジョンなども出品している。

SHENZHEN YODA VIEWS TECHNOLOGY(深セン市優達視科技)は2016年に設立された中国のハイテク企業であり、商業用ディスプレイ機器やスマートインタラクティブ製品の専門メーカー。
今回はメイン展示に透過型「VitraP6.25」(3m角)を出品。床面一体型も並べ、修理・設置への対応もアピールした。

アップライジングは、「UP-Vision」というブランド名でLEDデジタルサイネージの企画・販売から卸、設置、コンテンツ制作までを一貫して手がける企業。中国の深圳に支社を構え、最新の機器を直接仕入れることで高品質・低価格での提供を実現している。今回は、耐水LEDモジュールや床面サイネージなど耐久性の高い製品を展示している。

レイヤード・ジャパンは0.9㎜ピッチの「MG-2 COB」(最大7200×2025mm)を展示。黒の再現性の高さと視野角170度の「ALF」シリーズ、0.7ピッチの高精細モデルや透過型も並べた。

XINTAIは没入型LEDシステムを紹介。前面だけでなく左右・天井・床にLEDを張り巡らし、内部に入り込むことで、その映像の世界観を体感できる仕組みをデモンストレーションした。

YLR-LED/アキバ電商は、中国・深圳にある1万平米のLED工場をバックボーンに製品を製造していることから、さまざまな形や大きさのLEDを安価に生産でき、施工や管理までを請け負う。秋葉原にショールームがあり実機を多数見ることが可能。

三友商事は、アメ横センターなどへの設置実績を持つ企業。会場では1.2mmピッチや円筒形ののLEDビジョンを紹介している。

O-Flexは透過型と小型モジュールを展示。LG化学の素材を使用した難燃性をアピールした。

液晶ディスプレイ・システム・サービスも多数!

ゼロプレイスはデジタルサイネージ付きガチャ「GTCHA」を実演した。同製品は、グッズ製造と販売装置、広告機能を組み合わせた「体験型プロモーション」。本体上部に大型デジタルサイネージを備え、静止画だけでなく動画や音声によるコンテンツ再生に対応している。

商品訴求やキャンペーン告知を視覚的に行いながら、「回す」という行為を通じて来場者の参加を促す仕組みを特徴とする。
「100台保有しているが、現在はすべてレンタルされているほど。今回はさらに新しい引き合いが来ている」と担当者。今後は「推し活EXPO」への出展も予定している。

ダイナスキャンテクノロジー・ジャパンのアウトドア向けキオスクタイプのLEDディスプレイは、65インチ両面で4000カンデラと従来品の輝度を上回る明るさ。静止画では印刷物と区別がつかないほどの高精細さをアピールした。このほか最大のサイズでは75インチの製品もある。

またE Ink製電子ペーパーも紹介。担当者は「13インチのみ販売中で他は試作品。ワイヤレス充電への対応などが可能になった」と話す。
同社の製品はポスターやPOPの代替品として提案されており、大手飲食チェーンでは。掲示物の貼り忘れ・貼り間違い防止で活用されている。
このほか、デジタルサイネージの遠隔管理システムも紹介し、稼働状況の確認や温度管理、映像キャプチャーなどの機能を提案している。

E Ink(イーインク)は「Kaleido」カラー電子ペーパーを展示。シャープの電子ペーパーディスプレイも並べ、業種を問わず関心を集めていた。担当者は「徐々に採用と認知は広まっている。色を変化させるときにしか電力を使わないことから、災害時の活用で注目されている」と紹介してくれた。

ACCESSは、各種液晶ディスプレイを使った製品を多数展示している。没入感のある「Spatial Signage」は、液晶ディスプレイにフィルターを貼り込むことで立体感を出せる製品。加工していない映像を映し出すだけで低コストの3D表現を可能にする。

このほか全米のマクドナルドで採用されている屋外向け液晶ディスプレイ「OHシリーズ」を出品。防塵・防滴・防水・耐衝撃の実力を映像などで紹介している。

ヒビノグラフィックスは、透過型LEDとガラスを組み合わせた空間仕切り「GLASS LED ROOM」を展示。錦鯉・サメ・宇宙船などの映像が浮遊感をもって映し出され、会場でも存在感を放っていた。

EKKAは異形の液晶ディスプレイを中心に出品。新製品では鏡に映像を映し出すミラービジョンを参考出品。ダンスやエクササイズなど自分の姿を見ながら使用することを想定した製品を体験型の展示で紹介した。また、同社では初のLEDディスプレイの展示も行った。

PLAT WORKSは、デジタルサイネージや放送局、動画配信事業者向けに、映像コンテンツのデータ編集・変換、番組表(EPG)の登録、配信設定、広告進行などの運用業務を代行するBPO企業。今回はイッツコムと取り組んだデジタルサイネージ運用代行サービスを紹介している。

このほか高昇セイビ堂などのサイン業者も展示を行っている。

デジタルサイネージ ジャパン 2026
https://www.dsignage-expo.jp/2026/

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