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文化プロセス 「飛沫感染防止グッズ」3商品を開発し全国発売 別府市は導入費9割を助成

【2020年7月16日】印刷会社の文化プロセス(大分県別府市)はこのほど、「飛沫感染防止グッズ」3商品を開発。
また、地元別府市で「別府エール食うぽん券」や「湯ごもりエール泊」を登録した事業所はこれらグッズの導入費の9割が負担される。

同社で開発したのは「窓口パネル」「透明ビニールシート(吊り下げ式)」「フェイスシールド」。

 

窓口パネル

窓口パネルは、組み立て式のパイプ付きで、卓上に置くだけで従来のテーブルやカウンターを、飛沫感染防止スタイルに変更する。

パネル部分の大きさは900W×400H(㎜)で、ポリカーボネートの透明シートは厚さ0.3㎜、パネル下部は開いており書類などの受け渡しができる。公共機関や行政の窓口、会社の受付などに適している。
価格は10,000円(税別)。

 

透明ビニールシート

「透明ビニールシート(吊り下げ式)」は、ハトメ6カ所付きの飛沫感染防止仕切り。

 

サイズは915W×2000H(㎜)で、ハトメを使用し天井から吊さげて使用する。
こちらも窓口業務やレジカウンター、または人が接する場所の仕切りなどでの活用を見込む。
価格は1,500円(税別)。

 

フェイスシールド

「フェイスシールド」は、ベルト部分にゴムを採用し、調整の必要が少ない製品。顔とシールドの間に空間を確保しており、息苦しさが少なく、メガネをしていても着用できる。

理容・美容、窓口業務、コンビニエンスストア、飲食業などの接客業での需要を見込む。
価格は400円(税別)。

 

開発の背景

文化プロセス本社のある別府市では、飲食店限定の「別府エール食うぽん券」(1万円で販売し、1万3000円分の飲食が可能)や、「湯ごもりエール泊」(1泊2000円を助成)を市内の事業者向けに推進している。
この登録事業者が飛沫感染防止対策をする場合には、9割(上限15万円)を市が負担する。
文化プロセスでは、この飛沫感染防止施策の利用を呼び掛けると同時に、全国への販売も展開する。

 

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