【2020年5月6日】凸版印刷はこのほど、利便性とエコを両立した新機能パッケージ「チューブな紙パウチ」を開発した。
「チューブなパウチ」シリーズは、チューブの使いやすさとパウチの絞り出しやすさを両立させた製品。従来のラミネートチューブよりも胴体フィルムを薄くし、内容物が絞り易い上、プラスチック使用量30%削減を実現している。
今回の「チューブな紙パウチ」は、「チューブなパウチ」が持つ機能を維持しながら、胴部に紙素材を使用、プラスチック使用量をさらに削減し、一般的なラミネートチューブに比べ50%となった。
さらに、ヘッド部のプラパーツの見直しにより、プラスチック使用量を65%まで削減できる。
機能では、紙のコシを活用することで、内容物が減っても、しっかりとした形状が保持できる。また、チューブ最外装の紙化により、紙ならではの質感、風合いを活かしたデザイン・プロモーションも可能。
従来のラミネートチューブは、胴体厚みが0.3mm前後であるのに対し、同製品は0.1mmに設定。また胴体を封筒状に折り畳む加工を施すことで、胴体を握った時の弾力が軽減。従来のラミネートチューブより中身が容易に絞りやすくなっている。
注出口のプラスチックパーツを水平に設計することで、内容物を絞りやすい。
今後、凸版印刷では、開発を進め、2020年度中に本格的に販売を開始。食品・トイレタリー・医薬分野にむけて、関連受注を含めて10億円の売上げを目指す。
本製品は食品・トイレタリー・医薬分野にむけて、2020年度中に本格的な販売を開始します。
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