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キヤノンMJ 「目論見書オンデマンド印刷システム」を構築 PC使用せず常に最新版をプリント

【2020年4月3日】キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)はこのほど、みずほ銀行、野村総合研究所(NRI)と共同で、「目論見書オンデマンド印刷システム」を構築した。

同ソリューションは、投資信託の契約手続きで、リスク管理と生産性の向上を両立し、顧客の業務プロセスの変革を支援する。

「目論見書オンデマンド印刷システム」は、PCレスで複合機の操作パネル上で必要なデータを参照、検索し印刷するもの。多種多様な目論見書データを一元管理し、目論見書が必要な時に必要部数をその場で出力できる。
常に最新の目論見書を出力することで、旧版配布のリスクを防止すると共に、倉庫から店舗への配送が不要となり、保管・配送コストの大幅な削減を実現する。

金融機関は厳しい環境の中、投資信託を扱う上で顧客本位の業務運営を行う必要があり、コンプライアンスの遵守と業務効率化の両立が課題となっていた。
また、投資信託の勧誘や販売ではペーパーレス化が進むが、一方で、交付義務のある「交付目論見書」や「運用報告書」「販売用資料」は、主に印刷物で提供している。
このため、人手による在庫管理負荷や旧版配布のリスク、目論見書を一次保管する集中倉庫の保管コストや各店舗への配送コストが発生していた。

キヤノンMJは、独自の映像技術や画像処理技術を生かし、金融機関のデジタルトランスフォーメーションの推進と働き方改革を支援することで、金融業界向けソリューション事業の拡大を目指していく。

 

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