【2020年1月8日】ブラザー工業がすごい試みをやってしまった。なんと自社グループの製品を使って、「しあわせな結婚式」を再現できるかにチャレンジしたという。
チャレンジしたのは、自社製品を活用したウェディングアイテムの製作で、プリンタや家庭用ミシン、工作機械などを使って、どれだけのウェディングアイテムを作ることができるかというものだ。
実際に作られたアイテムは、結婚指輪、タペストリー、ロゼットやペーパーアイテムなど、計16種類。各製品の担当者が、製品間の垣根を超え、作りたいウェディングアイテムやその作り方を検討し試行錯誤を繰り返しながら完成したものばかり…というからその本気度がすごい。
結婚指輪は、工作機械を使って、精密な模様が彫り込まれている。
席札は、レーザーマーカーを使用し、出席者の顔と名前まで描かれ、持ち帰っても楽しいアイテムになっている。
ヘッドドレスは、同社の本業ともいえる職業用刺しゅうミシンで作成された世界に1つの作品。
ビンゴカードは、レーザーマーカーと工作機械でつくられているが、金属?。これどうやって使うのだろう?動画では工作機械で穴をあけていたけれど、透明シールでも貼って使うのだろうか?
ウェルカムボードは、ガーメントプリンタと職業用刺しゅうミシンで作ったもの。
フラワーベースは、カッティングマシンと家庭用ミシンを使ったもので、タペストリーやウェルカムボードにベースデザインを合わせており、統一感のある仕上がりだ。
ロゼットは、ガーメントプリンタと、同社の独自製品で布テープへのプリントが可能なテープクリエーターを駆使してつくられたもので、なかなか渋くてかっこいい。
装飾リボンも、テープクリエーターで作成されている。
これは記念のオリジナルTシャツだろうか。こちらもガーメントプリンタで作成されている。
このほか、ウィッシュツリー、ケーキトッパー、テーブルナンバー、テーブルクロス、メニュー表、バルーンクラッカーなども、同社グループの製品で自作している。
実際に模擬結婚式も実施され、当日はウェディングアイテムの搬入から会場の飾りつけまで全てブラザーの従業員で行った。
また、この結婚式のメイキング動画も公開されているので下に貼り付けておいた。
うーん、メーカーだとなかなか消費者目線に立てない企業が多いのに、この企画なかなか面白い。
ちょっと今年のブラザーには注目が必要だ!
ブラザーが結婚式作ってみたメイキング動画
Copyright © 2025 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.