【2018年5月11日】富士ゼロックスは今春から、大学生活協同組合(大学生協)の電子マネーに対応した「Cloud On-Demand Print(クラウド・オンデマンド・プリント)」を本格的に展開していく。
「Cloud On-Demand Print」は、ネット上のクラウドサービスを利用することで、移動先の複合機からのプリントを可能にするサービス。
PCやモバイル端末からインターネット上のクラウドサーバーに文書を登録し、移動先の複合機からIDとパスワードを使用してオンデマンドでプリント。データ紛失の心配や専用ドライバーも不要で、必要な文書が簡単かつ安全にプリントできる。
実際のシステムでは、大学キャンパス内のデジタル複合機をインターネット接続。大学生協電子マネーによる課金システムと連動することで、学生は自分のパソコンやスマートフォン内のデータを、必要な時に必要な場所でプリントできるようになる。
学生はこれまで、個人所有のパソコンやスマートフォンなどのデータをキャンパス内で直接出力ができなかった。このため、大学が管理するパソコンからプリンタに出力するか、USBメモリーを使って生協が管理する複合機から出力しなければならないといった課題を抱えていた。
「Cloud On-Demand Print」の導入により、この課題が解決される。
同システムは、すでに大阪大学、京都大学、立命館アジア太平洋大学などの各大学生協で導入されており、富士ゼロックスでは今後、全国の大学生協にシステムの導入を拡大していく。
「Cloud On-Demand Print」 詳細
https://www.fujixerox.co.jp/product/software/cloud_ondemand_print/index.html
https://youtu.be/AGixzjMxWbk
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