【2018年3月1日】トッパン・フォームズはこのほど、AI-OCRで知られるABBYYジャパン(ABBYY)と販売代理店契約を結び、同社が提供するAIを活用したサーバーベースのOCRソフトウエア「ABBYY Recognition Server」や次世代文書処理ソフトウエア「ABBYYFlexiCapture」などの製品の販売を開始する。
さらにABBYY製品で帳票や文書などを読み込む際に必要となる設定(テーブル定義)支援までも行うことで、ユーザーのビジネスプロセス・リエンジニアリング(BPR)に貢献する。
AI-OCRはカメラなどで文字を読み取り、デジタルデータに変換する技術。
ABBYY製品は活字帳票や文書類を中心に利用することを目的とし、言語やフォーマットが多岐にわたる業務などに適している。
読み込むフィールドもフォーマットごとではなくテーブル形式で、1つの設定を実施することでテキストを認識でき、そのため新規データでも設定を活用した読み込みが可能。
トッパン・フォームズでは、ABBYY製品を販売するだけでなく、同社のBPOセンターへの導入も見据えている。
従来からあったCogent Labs社製のAIエンジン「Tegaki」を活用した「手書き帳票AI-OCR変換サービス」とABBYY製品の両方を使用可能となり、文字認識で取り扱える帳票や文書の種類が格段に広がる。
ユーザーはバックオフィス業務の効率化ができ、トッパン・フォームズのBPOセンターでの業務受託で、高付加価値なBPOサービスの提供も可能という。
トッパン・フォームズではABBYY製品を2020年度までに50社に導入し、販売から導入支援・開発までを含めた累計で1億5000万円の売り上げを目指す。
ABBYYジャパン
https://www.abbyy.com/ja-jp/
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