【2017年10月24日】凸版印刷は、スマートフォンで撮影したマイナンバー(個人番号)カードをはじめとする本人確認書類を、金融機関に提出できるスマートフォンアプリ「Speed Entry Mobile for ID」を開発。10 月下旬から金融機関向けに本格展開する。
「Speed Entry Mobile for ID」の画面イメージ
アプリ「Speed Entry Mobile for ID」は、マイナンバーなど本人確認書類をスマホで撮影するだけで、手続きに必要な情報を金融機関に提出できる。
氏名や生年月日、個人番号などの申込情報の一部は、撮影されたデータからOCR 機能によりテキスト化され、そのまま提出可能。これまで、郵送のフローが残っていた必要書類の収集業務もデジタル化できる。
「Speed Entry Mobile for ID」で撮影した書類画像と入力情報は、凸版印刷のマイナンバー事務局と連携。審査から、不備チェックコールセンター対応までワンストップ対応する。
サービス導入ライセンス費は約980 万円から、サーバ・プログラム月額運用費は約50 万円から。
凸版印刷は今後、銀行や証券会社を中心に「Speed Entry Mobile for ID」を拡販、2018 年度までに20 社、約10 億円の売上を目指す。
なお同アプリは、10 月26 日(木)から27 日(金)に開催される「FIT2017 金融国際情報技術展」(会場:東京国際フォーラム、主催:日本金融通信社)の凸版印刷ブースで展示される。
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