【2017年10月27日】凸版印刷はこのほど、業界最小クラスのカード即時発行機「CP600MH-SⅢ」を開発した。
「CP600MH-SⅢ」は国際ブランドデビットカードなどの発行に必要なセキュリティコードの打刻に対応しており、金融機関の店頭でICキャッシュカードを発行し、顧客にその場で手渡せる。
「CP600MH-SⅢ」は、裏面打刻インデントで、セキュリティコードの打刻インデント方式に対応。これにより、郵送発行と同じ券面が店頭で発行可能となる。
また、オプションユニットにより、あらゆるカードが発行でき、打刻インデントのほか、磁気ダブルストライプ、隠ぺいシール貼りなど各種オプションの選択搭載できる。
本体が小さく業界最小クラスの設置面積を実現。カード自動計数機能を標準装備しており、本体内のカード残数が分かるため、事務負荷も削減される。
価格は1台110万円~(100台ロット時、オプション別)。
凸版印刷では11月から、ICキャッシュカード店頭即時発行サービス「TOPPAN ACIS-BS」とのサービス提供と合わせて発売。2020年度に関連受注を合わせ約60億円の売上を目指す。
寸法 幅210×高749×奥行597(mm)
重量 約55kg
装填券種・枚数 最大6券種・各60枚(全360枚)
発行可能なカード ICキャッシュカード、インターネットバンキングカード、デビットカード、クレジットカード
設置形 床置
なお、同製品は10月26日(木)から10月27日(金)に開催される「FIT2017(金融国際情報技術展)」(会場:東京国際フォーラム)トッパンブースで展示される。
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