【2020年9月2日】二髙商事は、昨今の新型コロナウイルス感染拡大への対策として、工場勤務などで活用できるさまざまな副資材の販売を開始した。
そのラインナップは「光触媒フェイスシールド」「除菌液」さらには「抗体検査キット」にまで及ぶ、「コロナ対策の役に立ちたい」との考えから、これらの製品の取り扱いを開始した同社の髙野公二社長に話を聞いた。
私の仲間にはさまざまな研究や輸入品を手掛けている人がいまして、このため私にいろいろな話が来るんです。
私は以前の会社から印刷副資材を手掛けていますが、今は別の商材で印刷業界に貢献していこうと考えています。
中でも、今年に入ってから新型コロナウイルスの感染拡大とその被害は世界中を苦しめています。印刷業界も同じで、マスクがなくて工場の操業に支障をきたす会社もあったそうです。また夏の暑さの中、マスクをして作業を続けることが非常に大変との話も聞いています。
そこで光触媒の研究をしていた知人から「光触媒フェイスシールド」を紹介されました。
このフェイスシールドのベースは一般的なもので、サイズが32×22cm、ゴムのバンドとスポンジのヘッドレスト付きです。
一般のフェイスシールドは、飛沫を防ぐだけですが、光触媒加工をした場合、飛沫についた雑菌やウイルスなどを光触媒が除去してくれます。
光触媒は光化学反応の一種で、酸化チタンを用いて紫外線による化学反応を起こし、表面の汚れや抗菌・抗ウイルス効果を発揮します。使用している加工方法の場合、対候性もありフェイスシールドは30回の水洗いに耐え、繰り返し使用可能です。
私が扱う光触媒の特長は、吹き付けが比較的容易なところです。そのため、このようなフェイスシールドにも簡便に吹き付けを行い、安価に製品として提供できるのです。
もちろん、フェイスシールドだけでなく、工場やオフィスなどの機械の一部や設備などにも吹き付けられます。
毒性もないため、人体に触れても一般的には問題ないので、「光触媒マスク」も販売しており、こちらも繰り返し洗って30回使えます。
用途は当然ながら、自社の工場やオフィスで使用するなどが中心になると思いますが、お得意先や営業開拓で配布するといった使い方もできるでしょう。
貴社を印象付けるために、フェイスガードの視界の邪魔にならない部分に社名や感謝の言葉などのシールを貼って、プレミアム品に仕上げることも可能です。
マスクは繰り返し洗って使用できる
「除菌イスト」は、溶剤を使用しない除菌液です。
主成分の塩化ジアルキルジメチルアンモニウムで、界面活性剤の一種。この成分は、経済産業省が新型コロナウイルスに有効として公表したもので、安全性にも優れています。
経産省「新型コロナウイルスに有効な界面活性剤を公表します(第二弾)」
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005.html
溶剤を使わないため、薬品の影響を受けやすい設備や資材にも使用可能で、溶剤を使用していないため人体や地球環境にも優しいものです。
新型ウイルスの感染拡大が収まってくれることが一番ですが、今の状況はそうなっていません。そして、ウイルスは目に見えるものではないので、どこにあるかわかりません。
その時に工場でも、事務所でも、ドアノブやデスク、椅子などはもちろん。パソコンのキーボードや資機材まですべてこの「除菌イスト」でふき取ることで、ウイルス対策ができます。
こちらも、自社で使用するだけでなく、他社への販売やプレミアム品としてプレゼントするなどもいいと思っています。
実は当社ではコロナウイルスの「抗体検査キット」も取り扱いを始めました。病院で行えば、PCRなら2万円以上、抗体検査でも6000円以上取られるそうです。
病院や介護施設、夜の盛り場で起こっていたクラスター感染が、今度は学校やスポーツチーム、学校の寮などで起こり始めました。
もちろん社内クラスターも他人事ではなくなっています。社員の健康を守るのは経営者の仕事ですし、クラスターが発生してしまえば、業務に影響が出て、お客さんにも迷惑をかけてしまいます。
当社が扱う「抗体検査キット」は、約20分で検査結果が判明し、医療機関などで検査を受けるよりも安価な1個3,500円(50個セット)で検査できます。
なお、キットには注射針などの医療行為に抵触する部材は封入されていません。使用の際は検査結果も含めて自己責任となります。あくまでも詳しい診療については医療機関にお問い合わせください。
また、キットの詳細をお知りになりたい方は、当社へ電話でお問い合わせください。
これらの製品は、使用する会社とその得意先などが、「Withコロナ」の世の中で、しっかりとした企業活動を行うためのものです。
商談もリモートでできるようになりましたが、やはり直接会って話をすることが大事だと感じます。その時には「光触媒フェイスシールド」を着用して話をすれば、マスクのような暑さもないですし、表情も見えます。
工場内は「光触媒」でコーティングした上、「除菌イスト」で清潔な状態に保てば、社員は安心して勤務できます。
自社で使用してみてよいと感じれば、自社の商品として販売していただいてもいいですし、顧客に贈り、安心の輪を広げていくことも可能です。
自社と顧客、そして世界のために、自社でできることをしなければならない時代。その施策の一つとして、これらの商品をお勧めします。
問い合わせは以下から
二髙商事
東京都板橋区大山東町7-2
☎03-3961-3537
髙野社長は、印刷業界への新たな貢献として、「新型コロナ対策」を選択した。
その幅広い交友関係から、さまざまな隠し玉をもつ髙野社長、このほかにもスマートフォンやタブレット端末のディスプレイに塗り、表面をコート、汚れが付きづらく割れにくくするという「ガラスコート」や、オープン空間に設置するだけでクリーンルームを実現する装置なども取り扱う。
また、髙野社長は「経営者はこんな時期だからこそ、しっかり社内外と付き合わなければならない」「その時、夢を語り、未来を語らなければならない」と呼び掛ける。
未来を語り続けるこのベテラン経営者にさらに注目したい。
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