【2023年12月31日】毎年恒例の「プリント&プロモーション 人気記事ランキング2023」の第3位から1位までを発表する。
今回もプリント&プロモーションに2022年11月1日~2023年10月31日までに掲載された中で、最もアクセス数の多かった10の記事をランキング形式で紹介する(1年間の前半に掲載誌した記事が有利となりやすいので、11月、12月は翌年のランキング対象としている)。
また他社とのコラボレーションで行った特集・特別記事は除外した。
「プリント&プロモーション 人気記事ランキング2023 10位~4位」
3位はちょっと硬派な記事。いつもおふざけが多いこのコラムだが、2023年2月に起った印刷通販の受注停止連鎖については、各印刷通販会社や関係者などに聞き取りを行い構成した。
この連鎖、2月10日のプリントパックの「一部商品の受付中止」から始まり、そのあふれた注文が他の印刷通販会社に流れることで、受注が集中し、次の会社も受付中止となるという負の連鎖が起った。
印刷通販の場合、ネットで検索される広告の順番に仕事が決まっていくというような特性から、上が広告を止めればその下に仕事が集中するという事情もある。
コラムでも書いたが、一般の人が「印刷を頼む」というと、もはや「印刷通販に頼む」という意味に近いほど浸透している。その受注システムに、セーフティーネットが何もないというのは、なんとも頼りない。
SNSでは、多くの一般の人が「印刷物が来ない」「頼めない」とつぶやくなど、影響は大きかった。一方で、印刷会社の公式アカウントなどは「ウチに頼んでくれれば最短明日でも出せる」「当社は余裕がある」などと言う書き込みをしていた。
うまくマッチングされていない、需給のギャップとビジネスチャンスがここにあると感じる。【2023年2月22日】
人事のニュースは大きな注目を集める。
このニュースになぜ大きな注目が集まったかは不明だが、仕事初めの人が多い1月5日に掲載された記事で、パソコンを開いたところで目に飛び込んできたニュースだったのかと思われる。
来年もこういったニュースをしっかり届けていきたい。【2023年1月5日】
第1位は今年もこの「新春大予言」でした。
3年連続でこの記事がトップのアクセスで、それも2位にダブルスコアをつけての1位となった。
皆さん本当に予言が好き。
さて、どんな予言をしたかというと
①飲食店などの新業態でプリンティング需要がある
②2023年はコロナ明けの年になる
③NFTに中小企業も参加
④AI利用の一般化
⑤環境への意識の高まり
⑥DTFの躍進
⑦印刷業界の新年会では記者がビールとつまみを持参する(印刷業界のさらなる衰退)
正直言って、ほとんど予言は的中。
②③⑥⑦は予想通り
①⑤は予想を少し下回るくらい
④⑥は圧倒的に予想以上に盛り上がったという感じ。
特にAIに関しては、ここまで爆発的に利用が増えるとは年初には思ってなかった。
1年前は「ChatGPT?何それ?」だったのが、今は知らないビジネスパーソンはいないはず(知らない人はすぐに調べて登録して!)。
自分は記事の見出しをつくるときに参考にしている(あくまでも参考)。
このAI、2024年の予言でも登場する予定だ。【2023年1月23日】
ランキングは毎回、「これはアクセスがあるよな」と納得の結果の記事と、「なんで?」と思う記事があります。
ただ、今年はコラムが比較的上位に入ったことを嬉しく感じました。昨年も書いたかもしれませんが、こういったオピニオンを、来年はさらに多く掲載していきたいと思います。
読者の皆様、本当に今年もありがとうございました。
来年も「プリント&プロモーション」をよろしくお願いいたします。
「プリント&プロモーション 人気記事ランキング2023 10位~4位」
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