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電通グループ セブン銀行ATMと購買行動を連携可視化 販促モデルの概念実証を開始

【2026年3月18日】電通グループは、セブン銀行、セブン・カードサービス、SUSHI TOP MARKETINGと共同で、ATMと店頭購買をAI-OCRとNFTで連携する販促モデルの概念実証(PoC)を開始した。分断されていた顧客接点を統合し、マーケティング基盤としての有効性を検証する。

同取り組みでは、セブン銀行のATMを起点に、店頭での購買行動をAI-OCR技術で読み取り、その情報をNFTと紐づけることで、生活者の行動を一体的に把握する仕組みを構築する。
レシート画像から購入商品や金額、決済手段を自動判定し、購買内容に応じたNFTを発行するほか、不正利用の検知機能や購買データの分析機能も備える。

これにより、「体験」「購買」「NFT取得」といった一連の行動をデジタル上で記録し、施策効果の可視化や継続的な販促施策の改善につなげる。ATMという生活動線上の接点を販促メディアとして活用することで、従来リーチできなかった顧客層への接点拡大も狙う。

また、NFTを介した顧客体験の設計により、コレクション性や限定性を付与し、商品やサービスへの関与を高める効果も見込む。蓄積された購買データは、店舗や時間帯ごとの分析に活用でき、次回施策の高度化に寄与する。

同実証では、観光施策や地域回遊の促進といった応用も視野に入れており、全国に展開するATMネットワークを活用した地域活性化への展開可能性も検証する。

あわせて、NFTスタンプラリー形式の販促キャンペーンを開始した。絵本森の戦士ボノロンを題材としたデジタル施策で、ATM利用や店舗での購買を通じて限定NFTを収集できる仕組みとし、条件達成者にはデジタルギフトを提供する。

同社は、これまでのNFTマーケティングの知見をもとに、事業化を見据えた協業体制の構築と提供価値の整理を進めるとしている。

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