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フォーム工連 「2020年度版フォーム印刷業界調査報告書」の報告会を開催 2019年は好調もコロナ影響如実に


【2020年10月14日】日本フォーム印刷工業連合会(フォーム工連)は10月13日、オンラインで、「『2020年度版フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書』を読み解く」を開催し、70人以上が参加した。

第 1 部では「フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告」のテーマで同連合会の大橋輝臣市場委員長が、調査報告を行い、これを以下のように解説した。

 

第1部調査報告

フォーム工連では毎年、市場委員会がアンケートを行い、全国の会員企業から現在の動向や今後の取組みなどを調査しまとめている。
報告は2019年に関する調査で55社が回答した。前年は70社近くだったが、コロナ下で回答しづらい環境で、よく答えていただいた。

「2019年の売上高の推移」は、横ばい以上が3分の2程度(60%)でよい結果だったといえる。「経常利益の推移」も横ばいから増加が3分の2あり好調だった。

分野別では「DPS用のフォーム」で半分以上が増加と答えた。データプリントよりフォーム印刷が伸びたという結果が出ている。一方で「その他(商業印刷)」は減少しているという企業が多かった。
また、BPOは減少している。また該当事業なしという企業も増えている。この分野は挑戦してみたが、苦戦したという企業が多かったのではないかと推測する。

「課題について」は、改元や消費増税、インバウンドなどで、売り上げが好調に推移した結果が表れている。また、「値上げ交渉」をする企業も増加しており、2019年は取引先の好調な業績とともに売り上げなども好調であったことが分かる。

増えているのは「在庫・預かり品の圧縮」「新規開拓」「新製品」など。一方「人手不足」や「資材コスト」「新分野参入」は減っているが、これらはいずれも年度末に調査を行ったことから「コロナの影響が顕著に出ている」と分析する。
「優秀な人材確保のために行っていること」では、「新卒の採用」と答えた企業が減り、「中途採用」と答えた企業が増えている。
この質問にもやはりコロナの影響があり、来年のアンケートでは質問を改訂したい。

「設備投資について」は、やはり意欲が落ちている。こちらもやはり、コロナの影響を受けてそのマインドであると分析した。

第2部は「JAGAT 印刷産業経営動向調査 2020」についてのテーマで、日本印刷技術協会(JAGAT)研究調査部主幹研究員の藤井建人氏が講演した。

 


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