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日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2019(完全版)」をリリース 開封率は?行動した率は?

【2020年5月12日】日本ダイレクトメール協会はこのほど、「DMメディア実態調査2019(完全版)」をリリースした。

「DMメディア実態調査2019調査報告書」は、同協会が2012年から実施している定点観測型調査。
首都圏在住の20代~50代の男女199名に毎日日記式で「受取DMの全件モニター」を実施。2,358件のDMを対象に、だれがどんなDMを受け取り、その後の行動について個別のDMごとに記録した。

調査結果からは、実際のDMの内容や開封・閲読状況、行動喚起の実態などの他、eメールをはじめとしたデジタルメディアとDMとの関係や差し出し手による受容性の違いなどが読み取れる。

同協会では、ダイジェスト版を公開しており、その概要を確認できる。
これによると、1週間に受け取るDMは6.7通(7.2通)。男性平均6.8通(7.6通)、女性平均6.6通(6.9通)と、昨年比では男性層、女性層とも微減。

「DMに希望する情報内容」は、「クーポンの案内・プレゼント」51.3%、「試供品の案内・プレゼント」42.7%、「特売・セール・キャンペーンの案内」41.2%、など実際にメリットが感じられる内容が4~5割前後のスコアで上位を占めている。

また、「受け取り後の行動」については、た 「購入した」1.5%、「資料請求した」0.5%、
「問合せた」2.0%、といった行動に加えて、「インターネットで 調べた」7.5%、「話題にした」4.1%、「来店した」2.0%、など間接的行動まで定量的に測定している。

「ダイジェスト版」は無料公開しており、詳細をまとめた完全版は5,000円(税別)で、同協会サイトでダウンロード販売している。

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要約版
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