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フォーム工連 セミナー「広く世界を見てみよう!」レポート3 海外のマーケティングを学ぶ


【2017年4月1日】日本フォーム印刷工業連合会(フォーム工連)は3月28日、中央区新富の日本印刷会館で、国際委員会・市場調査委員会共催セミナー「広く世界を見てみよう!」を開催した。

フォーム工連セミナー 広く世界を見てみよう! 018

このセミナーでは今年2月に行われた「Hunkeler innovation days 2017(HID2017)」と、この視察を行った「ツアー」の話題を中心に、世界の印刷に関する最新動向を、各講師が紹介した。
「HID2017」は、印刷後加工機メーカーHunkeler(フンケラー)の大規模プライベートショー。デジタル印刷機メーカーが、最新機や最新技術を提案する世界的なイベントとして注目を集め、期間中50カ国から約6000人が参加した。

レポート3も講演内容をレポートする。

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フォーム工連 セミナー「広く世界を見てみよう!」レポート1 HID2017&企業視察ツアーを報告

フォーム工連 セミナー「広く世界を見てみよう!」レポート2 HID2017と海外のデジタル新聞事情

PODi「Hunkeler innovation days 2017 (フンケラー イノベーション デイズ)」のレポートを公開 最新デジタル印刷機について詳細に報告

 

「大きく変革したDMA 創立100年を迎える2017年ブランドの力と人の力」

「大きく変革したDMA 創立100年を迎える2017年ブランドの力と人の力」
DMAエコー賞アンバサダー兼オーストラリア地区審査委員 谷田貝正人氏

フォーム工連セミナー 広く世界を見てみよう! 121

今日は「ブランドの力と人の力」をテーマに海外でのブランドキャンペーンの事例を挙げながらお話ししたい。

現代はタッチポイントが増え、消費者の取捨選択が賢くなっている。
また、人とつながるにはエモーションが使われるが、どうつながっているだろうか。

説得力のあるブランドストーリーを作ることそれは、企業がブランドを通して人とつながること。

フォーム工連セミナー 広く世界を見てみよう! 122

オランダの郵便局は、バレンタインの時にキスマークを切手の代わりにできるキャンペーンを行ったのは、非常に成功した事例。
オランダの郵便局は「メール世代にリアルな郵便を使わせたい」と考えて行ったものだが、1万ユーロの予算で、切手を貼った手紙も増え、テレビで取り上げられるなど、絶大な効果があった。

フォーム工連セミナー 広く世界を見てみよう! 128

米国トヨタのキャンペーンでは「クルマ買ってくれた人に歓迎の意を表したい」という考えを示したもので、購入決定者に「トヨタファミリー」と呼びかけるDMを送った。
そこから専用サイトに呼び込み、さまざまなユーザーの課題をジャンという女性とともに解決するという内容だった。

フォーム工連セミナー 広く世界を見てみよう! 141

豪州の牛乳ブランドAnchorは、子どもたちの骨折と牛乳を結び付けたキャンペーンを行い大成功した。「X-Ray Casts」は、骨折箇所のレントゲン写真をギブスに貼れるシールにして送り、元気づけるというもの。このキャンペーンの動画は何度見ても面白く、心を動かされる。実際にキャンペーンも大成功した。

 

マーケティングの専門家であるドン・E・シュルツ教授は「ブランドはストーリーを語らなければならない。テクノロジーを一度忘れてコンテンツという原点に戻らなければならない。ブランドを選ばなくなったのは不況のせいじゃない。ソーシャルメディアに没頭しすぎたことがブランド選考減少の一因」と言っている。
ブランドとは組織と顧客との関係そのものだ。

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このほか、「スマートCRMで顧客価値を創造」のテーマで、ビートレンド企画本部長の宮下省吾氏が講演した。


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